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神泉に「ワイン食堂がっと」-飲食店経験者が独立、普段使いの店目指す

「自宅に近い雰囲気」に仕上げたという店内。写真はオーナーの佐藤大介さん

「自宅に近い雰囲気」に仕上げたという店内。写真はオーナーの佐藤大介さん

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 京王井の頭線・神泉駅近くに8月4日、「ワイン食堂がっと」(渋谷区円山町、TEL 03-3464-5568)がオープンした。

白を基調にレンガ調に仕上げた外観

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 飲食店でウエーターとして10年ほど働いていた経験をもつ佐藤大介さんが開いた。かねてより自身の店を持ちたいと考えおり、40代半ばに差し掛かったタイミングで独立。共通の知人を通じて知り合った「岩井食堂」(新宿区)の元オーナーシェフ・岩井聖さんをシェフに迎えた。

 店名は、佐藤さんの出身地・新潟県の方言で「威勢がいい、すごい、強い」を意味する。「活気のある明るい店づくりを目指す」という思いや、イタリア語で「gatto」は「猫」を意味することから「気が付くと寄り添っている猫のような、さりげない日常の存在でありたい」という思いを込めて命名した。

 住宅街でもあり、渋谷の中でも「落ち着いた街並み」であることや「親しみやすい雰囲気」があることから同所に出店。店舗面積は約10坪で、20席ほどを用意する。木目や白を基調に、自宅に近い雰囲気、「ほっとできる」店内に仕上げた。

 「ワインに合う料理」を提供する同店。新潟県の農家と直接やりとりして取り寄せる野菜も使う。ランチには、つなぎを使わないビーフ100%の「ビーフハンバーグ」(1,000円)やカレー(900円、いずれも冷製スープ・サラダ付き)を提供。ディナーには、「自家製チーズ」(600)や「パンチェッタと豆」(1,100円)、刺し身用のイカを使った「肝まで使ったイカのグリル」(850円)、「アメリカ兵から教わったコンビーフのグリル」(900円)などをそろえる。

 空調など「管理を徹底している」ワインはフランス産を中心にラインアップ。「ヴァン・ド・ペイ・ドック」の「ソーヴィニョン」「シャルドネ」(いずれもグラス=800円、ボトル=2,750円)や「コトー・デュ・ランドック コルベール」(6,900円)、オーストラリア産「リトル・ペンギン」の「シャルドネ」「カベルネ・ソーヴィニョン」「ピノ・ノワール」「シラーズ」「メルロー」(各4,950円)ほか。客単価は、ランチ=950円、ディナー=3,500円前後。

 オープン後は30代以上のビジネスマンやOL、近隣住民を中心に来店があり、男女比は4対6程度という。「気軽にご来店いただき、ワインを知らない方にも好きになっていただければ」と佐藤さん。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=16時30分~11時45分。日曜定休。

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