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神宮前にカフェスタイルのウサギ専門店「ラフ」-ウサギスタッフも

ウサギ店長の「もっぷる」(左)と販売しているミニウサギ(右)

ウサギ店長の「もっぷる」(左)と販売しているミニウサギ(右)

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 神宮前に4月23日、カフェスタイルのウサギ店「Ra.a.g.f(ラフ)」(渋谷区神宮前6、TEL 03-6805-0328)がオープンした。運営は不動産などを手掛けるワイケイホーム(板橋区)。

ネザーランドドワーフなどの品種をそろえる

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 「一人暮らしの若い女性を中心に人気を集めている」というウサギ。しかし、飼い始めてみると「予想と違った」などの理由から捨てられてしまうウサギも増えていることから、「自宅にいるような雰囲気」に仕上げた店内では、ウサギに接し飼育の疑似体験をできるようにした。

 店舗面積は約27平方メートルで、席数は座敷のみで最大12席を用意。ウサギは、犬や猫などのペットに比べ散歩やシャンプーなどの手間がかからない点や、金銭的にも低コストないことから若年層をターゲットに、原宿エリアに出店した。店名には、「Laugh and grow fat.=笑う門には福来る」をもじって、「Rabbit and grow fat.=ウサギといると福来たる」などの意味を込める。

 生後1カ月~3歳程度のウサギをそろえる同店。種類は、「ピーター・ラビット」のモチーフになった品種としても知られるネザーランドドワーフや、垂れ耳が特徴のホーランドロップ、首の周のたてがみのような毛が特徴のライオンロップ、大型ウサギのフレンチロップなど。価格は2万円~3万円ほど。

 販売するウサギのほか、店長の「もっぷる」(ライオンロップ)をはじめ、「しーちゃん」(ミニレッキス)、「みっつ。」(フレンチロップ)など、16羽の「ウサギスタッフ」も日替わりで「出勤」。触れたり、撮影したりすることができるほか、ウサギ用のおやつ(100円)をあげることもできる。ウサギを飼っている人は同伴も可能。無料のメンバーズカード発行が必要で、ウサギの登録料は1,000円。

 オープン後は20代の女性客が中心だが、子連れの主婦や年配客など幅広い層の来店があり、カップルや夫婦での来店も多いという。現在、実際にウサギを購入する人は全体の1割ほどだという。「目指すのは『今までにない店』」と長野まひろ店長。「気軽に通いやすい、友達の家のような店にしていきたい。これからウサギを飼いたい方はもちろん、仕事で忙しくしている方やお子さまなど、普段動物と触れ合う機会が少ない方にもご来店いただければ」とも。

 料金は時間制で、30分=600円、60分=1,000円、延長30分ごと=500円(小学生半額、小学生未満は無料、いずれもフリードリンク付き)。フード類の持ち込みは自由。

 営業時間は12時~19時。金曜定休。

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