原宿に「まんぼう焼き」専門店-グラフィックデザイナーが開業

ふんわりと焼き上げられる「まんぼう焼き」

ふんわりと焼き上げられる「まんぼう焼き」

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 原宿・竹下通り裏手に7月19日、「マンボウ」をモチーフにした大判焼き「まんぼう焼き」を看板メニューに掲げる新店「まんぼう堂」(渋谷区神宮前1、TEL 03-3479-5273)がオープンした。

店舗外観

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 店を開いたのは、グラフィックデザイナーの佐々木範明さん。佐々木さんは、約10年前に自身のデザイン事務所を立ち上げ、書籍の装丁や広告、レコードジャケットなどのデザインを手掛ける傍ら「たい焼きのモチーフが『まんぼう』だったら面白い」と思いつき「まんぼう焼き」の構想を練ってきた。「商品が売り買いされるリアルな現場(店舗)でチャレンジしてみたい」(佐々木さん)との思いが強まり、出店を決めたという。

 場所は竹下通りを1本入った通りの路面。約6坪の店内はカウンターのみのシンプルな空間で、まんぼう焼きの和風のロゴをあしらった赤いのれんが特徴。まんぼう焼きは、マンボウ型の特注鉄板で生地を「ふんわり」(同)と焼き上げ、片手で持って食べる直径約10センチの大判焼き。表面には「まんぼう」、裏面には「原宿」の文字がそれぞれ入り、笑顔が愛らしいキャラクターは、佐々木さんと知人で立体イラストレーターの菊地トモヒロさんと共同でデザインした。甘さを控えたあんは、池袋のケーキ店「カフェ ド シュシュ」(豊島区)の協力を得て開発したという。

 まんぼう焼きは、北海道産のあずきを使ったメーンの「小倉」をはじめ、「黒胡麻」や「緑茶」、クリの食感を残した「粒マロン」の4種類(各150円)を提供。9月上旬からは「カスタード」(170円)が加わる予定。

 まんぼう焼きに加え、カスタードバニラやベルギーチョコなどの「アイスモナカ」(200円)や、イチゴ、メロンなどのシロップをかけるかき氷各種(200円、アイス入りは250円)なども提供する。ドリンクは麦茶と緑茶(各100円)の2種類。店ではまんぼう焼きのイラストをあしらったテークアウト用の包装箱も用意するほか、オリジナルTシャツ(1,575円)や缶バッジ(200円)などのグッズも販売。

 今後の展開について、佐々木さんは「『まんぼう君』のブランド化を目指し、キャラクターをあらゆるかたちで動かしてみたい」と意欲をみせる。

 営業時間は11時~19時。

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