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自然派コスメ「ロクシタン」、渋谷駅前にカフェ併設の大型旗艦店

店内の様子。ハチ公前交差点一帯を望める開放感が特徴

店内の様子。ハチ公前交差点一帯を望める開放感が特徴

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 植物素材を使ったスキンケア商品などが人気の仏・自然派化粧品ブランド「ロクシタン」がカフェ事業に参入――渋谷ハチ公前交差点一帯を見下ろせる客席で味わえるのは、オーガニック食材や産地情報を特定できる食材などを取り入れたフードやスイーツ。全3フロアの店内には1階に物販、2階・3階にカフェが入り、新たな展開となる「食」も含めた提案で、ロクシタンブランドの訴求を目指す。

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 店名は「ロクシタン テラス・ド・プロヴァンス渋谷」(渋谷区道玄坂2)。ハチ公前交差点の商業ビル「渋谷駅前ビル」内に開設したショップは、総店舗面積384平方メートルと世界最大規模。1階と、2階一部に設けた売り場「ロクシタンショップ」(TEL 03-5428-1564)では植物を主原料にしたスキンケア、ボディーケアなどの化粧品やフレグランスなど約300アイテムを展開。シンク付きの2階カウンセリングスペースでも、商品を自由に試すことができる。

 交差点側の全面ガラス窓が見晴らしのいい2階・3階の「ロクシタンカフェ」(TEL 03-5428-1563)は、ロクシタン世界初のカフェ業態。コスメなどの商品で認知されてきた既存の世界観と同様、メニューは「自然を感じる空間、普段着のおいしさ」を表現。特定の一部野菜やオリーブオイル、コーヒー、ワインなどのオーガニック食材をはじめ、季節物や産地を特定できる食材などにこだわった。

 「パンのお皿」として用意したのは、オーガニックオリーブオイルとルッコラ、生ハムで食べるカンパーニュ「サンドウィッチ ロクシタン」(1,000円)、クロックムッシュにトマトで酸味を効かせた「クロック ロクシタン」(950円)など。「サラダ ロクシタン」(1,000円)は、ムール貝、小エビをトッピングしたパン付きのシーフードサラダ。色とりどりのタルトは、イチゴ、ブルーベリーなど季節の赤い果実を乗せた「赤い果実のタルト」(1カット800円)、「洋梨のタルト」(700円)、「チョコレートのタルト」(700円)などがそろう。11時~15時のランチタイムには、「本日のおすすめ料理」とドリンクをセットにしたランチプレート「ムニュ ド ロクシタン」(1,800円)を提供する。

 ドリンクは、オーガニックコロンビア豆を使ったドリップコーヒー「カフェ ロクシタン」(750円)、「カフェオレ ロクシタン」(900円)、アイスの「カフェグラッセ ロクシタン」(750円)などの各種コーヒー、「アッサム」「アールグレイ」(各850円)などの紅茶類をはじめ、オレンジジュース(1,000円)などのフレッシュジュース、オーガニックワイン(グラス800円~、ボトル5,500円~)などをそろえた。

 ロクシタンは南仏・プロヴァンス地方のライフスタイルを取り入れたコスメティックブランドとして1976年に創業。植物原料を使ったスキンケアブランドの先駆けとしても知られ、世界70カ国以上に進出している。日本では国内展開をロクシタン ジャポン(千代田区)が手がけ、50店舗以上を展開。国内旗艦店に位置付ける渋谷店に続き、6月には池袋にもカフェ併設の店舗をオープン予定。

 営業時間は、ショップ=10時~21時、カフェ=10時~23時。

全面ガラス窓のカフェ外観(関連画像)カフェで提供する色とりどりのタルト(関連画像)「ロクシタン」公式サイト

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