ユーロスペース、円山町のシネコンに移転リニューアル

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ミニシアター「ユーロスペース」(TEL 03-3461-0211)は2006年1月14日、キュー・アックス(恵比寿4)が手掛ける円山町のミニシアターコンプレックス「Q-AXビル」(円山町1)に移転リニューアルする。「ユーロスペース」は1982年、桜丘町で開業。渋谷を代表するミニシアターとして、チャン・イーモウ、ウォン・カーワイ、バス・キアロスタミ監督など独自のセレクトで注目の作品を提供し続けてきたが、移転準備のため2005年11月13日より一時閉館している。(跡地には12月3日、日販初の劇場「シアターN」がオープン)。劇場は、「ユーロスペース1」(92席)、「ユーロスペース2」(145席)の2スクリーン(各3階)で、映写設備は、35mm/16mm/デジタルに対応している。また同日、4階に著作権問題などで知られる弁護士の内藤篤氏さんが手掛ける、渋谷初の名画座「シネマヴェーラ渋谷」(145席)がオープンする。当時、内藤さんも通っていたという渋谷の名画座「全線座」をベースに、古典、ヤクザ映画、ロマンポルノなど邦画を中心としたセレクトで、渋谷の若者層に「映画館体験」をアピールする。オープニング作品は、「ユーロスペース」が、江口洋介さん、宮崎あおいさんなどが主演する作品「ギミー・ヘブン」などレイトショーを含めた3作品を、「シネマヴェーラ渋谷」では、「北野武/ビートたけしレトロスペクティブ」を特集上映する。(写真=「ユーロスペース」の模型)
ユーロスペース

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