「渋谷のんべい横丁祭り」開催迫る 青学大生企画・運営、たる酒積んだみこしも

多くの人でにぎわった昨年の様子

多くの人でにぎわった昨年の様子

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 JR渋谷駅東口の「渋谷のんべい横丁」で10月7日・8日、秋祭り「渋谷のんべい横丁祭り2016」が開催される。企画・運営は青山学院大学総合文化政策学部の学生(以下青学大生)6人で構成する実行委員。

たる酒を積んだみこしを女性がかついで横丁内を練り歩く

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 1950(昭和25)年ごろに誕生した同横丁は、小規模店舗36店が軒を連ねる飲食店街。2011年の同横丁60周年祭開催時に、同学部の学生が運営を手伝ったことをきっかけに、翌2012年から同学部の有志が実行委員として秋祭りを開いている。昨年は、30~40代の男女を中心に約2000人が来場。3割程度が外国人で、青学大生と同年代の若年層は「まだ少ない」という。

 今年のテーマは「お酒で繋がる。世界が広がる。」。たる酒「浜千鳥」(プラカップまたは小升=500円、大升=1,000円)のほか、「まんさくの花 本醸造」「純米酒 じょっぱり」「一ノ蔵 ひめぜん」「上撰 美少年」など9種類から3種類を選べる「利き酒セット」(1,000円)などを販売。同祭限定デザインのオリジナル升(小升300円、大升500円)も用意する。

 横丁内では、たる酒を積んだみこしを女性がかついで練り歩くほか、ジャズの生演奏や流しによるパフォーマンス、参加店舗を「はしご」するスタンプラリーで祭りを盛り上げる。

 実行委員会・広報担当の同大総合文化政策学部4年・会田あすかさんは、同横丁の魅力を「普通に学生生活を送っていては絶対に触れ合えない年齢、職業、国籍の方と近い距離で話せること」と話す。「入りづらく感じていた人も、にぎわうお祭りを機にお気に入りのお店を探してみてはいかがでしょうか」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は18時~22時。雨天決行。目標来場者数は延べ2500人。

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