神宮前のギャラリー「ROCKET」（渋谷区神宮前6、TEL 03-3499-1003）で2月20日から、グラフィックデザイナー木住野彰悟さんの展覧会「『it knit』Tokyo展」が開催される。

「モヤモヤ」した状態を抽象的に表現したモザイク肖像画を編み込んだセーター

　1975（昭和50）年東京生まれの木住野さん。廣村デザイン事務所をへて、2007年にグラフィックデザイン事務所「6D」を設立した。

　「it knit」は2013年に立ち上げたニットファッションブランド。「地になじむ『強く抽象的な絵柄』」として、「モヤモヤ」した状態を抽象的に表現したモザイク肖像画をウール100％のニットセーターに編み込んでいる。

　香港での展示に続き開く同展では、グラフィック作品60～65点を展示する。場内では、来場者の顔をモチーフにした簡易的なモザイク自画像画を無料で作る企画も実施。精度の高いモザイク自画像画の制作（3万2,400円～6万4,800円）も受け付ける。

　場内ではセーター7種（3万2,400円）を販売。同日から、ギャラリーからほど近い香港発セレクトショップ「kpok」（神宮前6）でポップアップショップも展開する（3月5日まで）。

　開催時間は12時～20時。入場無料。今月24日まで。