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原宿のセレクトショップ「ランプ ハラジュク」刷新-開店から15年

「Lamp harajuku」の外観

「Lamp harajuku」の外観

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 原宿のセレクトショップ「Lamp harajuku」(渋谷区神宮前4、TEL 03-5411-1230)が2月14日、リニューアルオープンした。経営はアッシュ・ペー・フランス(神宮前6)。

日本のアパレルブランドを中心に扱う1階

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 同社初の店舗として1985(昭和60)年からラフォーレ原宿(神宮前1)で営業していた「Lamp」が前身となる同店。2000年に同館内から現在の路地に移転するとともに、クリエーティブ・ディレクターに矢野悦子さんを迎え「Lamp harajuku」として営業を始めた。

 今回、15周年を期に全面リニューアル。好きなパンク、ロックの精神に影響を受けてきたというが、年を重ねるに連れて「反骨がなくなってきた」と矢野さん。しかし「生きていく中で常に何かと戦っている。そんな、道を切り開くために挑戦している女性を応援していきたい」と考えるようになったという。リニューアルのテーマは「軽やかに女性らしさを表現する」という意味を込めた造語「フェミニンフェミニスト」。ファッションを通して「女性の生き方のヒント」の提案を図る。

 店舗面積は1~2階の2フロア計約100平方メートル。かねて配置していたクリエーティブユニットmagumaの作品は数を絞ってディスプレー。1階は白を基調にした明るい空間、2階は濃紺で花柄の壁紙など暗めのトーンの空間で異なる雰囲気に仕上げた。これまで地下1階にあったギャラリーを閉め、1階のウインドーで月替わりのインスタレーションを展開。今月は15周年を記念したピニャータをディスプレーしている。

 取り扱うのは約50ブランド。「コズミックワンダー」「プチ・コスチューム」「ミナ ペルホネン」、英「アントニ&アリソン」などのアパレルのほか、姉妹ユニット「ちえちひろ」が手掛ける陶器などを新たにそろえた。2階はサロンに改装し、米紅茶ブランド「BELLOCQ TEA ATELIER(ベロックティーアトリエ)」の試飲もできるようにした。

 矢野さんは「お客さまは10代から50代までいらっしゃる。それぞれの生活にプラスしていただけるような、どの世代の女性もが充実して過ごせる、共感を得られる店にしていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は12時~19時30分。

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