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新装「無印良品渋谷西武」オープンへ-初の子ども一時預かりも

モヴィーダ館にオープンする「無印良品渋谷西武」のエントランス付近

モヴィーダ館にオープンする「無印良品渋谷西武」のエントランス付近

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 西武渋谷店モヴィーダ館(渋谷区宇田川町)に11月29日、「無印良品渋谷西武」(TEL 03-3770-1636)がオープンする。経営は良品計画(豊島区)。

子どもの一時預かりサービスを行う「木育ルーム」を併設した「木育広場」

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 同店パーキング館地下1階で10月上旬まで営業していた店舗を移転リニューアルするもの。渋谷エリアは1983(昭和58)年に同ブランド初の単独路面店「無印良品青山」(現在のFOUND MUJI青山=神宮前5)をオープンした地でありながら、同ブランドの「モノ」と「コト」を総合的に提案する大型店が無かったことから、改装を決めたという。売り場面積は地下1階~5階の6フロア計600坪。

 地下1階はリビング・ベッド・キッチン・ダイニング用品、食品フロア。旧店の売り場も使っているため、他のフロアより広くなっている。家具は住空間商品・オーダー対応商品を充実させ家具展示を拡大。インテリアアドバイザーが常駐する。

 1階では自転車パーツを初展開するほか、フロア内にカスタマイズ工房を設ける。アルミ素材に名前やイニシャルを彫る「アルミ刻印」(250円~)や自転車・ポリプロピレン収納用品を対象にする「転写プリント」(500円)などを用意する。同ブランドの商品が対象。商品受け渡しは1週間後。

 2階には「Cafe & Meal MUJI」(71坪)を併設。席数はテーブル席やソファ席で80席を用意。電源とWi-Fi(7スポット)完備。メニューは、約1カ月で内容を変更する冷12種・温8種から選べるデリプレート(3品780円、4品930円、ご飯またはパン付き)など。

 3階はレディス・ウエアと、香りを48種から選ぶエッセンシャルオイルのブレンドコーナーも用意するヘルス&ビューティーフロア。4階は紳士向けのアパレルとステーショナリーフロア。両フロアでは、来年1月に一般発売となる一新したデニムを先行販売。同ブランド初となるファッションアドバイザーが常駐し、コーディネート相談にも対応する。

 5階は品ぞろえを拡充する子ども服売り場。同フロアには子どもの遊び場「木育広場」と、子どもの一時預かりサービスを行う「木育ルーム」を併設。同ブランドの木や紙でできた玩具が体験できるほか、木育をテーマにしたプログラムを用意。ベビーベッド、洗面所、授乳室なども備える。同サービスは「家族でゆっくり買い物を楽しめる店舗」を目指したもので良品計画グループ初の試み。運営は、育児用品のピジョン(千代田区)の子会社ピジョンハーツ(中央区)に委託する。

 木育ルームには保育スタッフ3人が常駐。対象年齢は生後6カ月~未就学の6歳。定員は最大8人。利用料は1時間1,050円。受付時間は10時~18時。営業日は月曜・金曜・土曜・日曜の週4日。営業日以外は木育広場として開放する。

 リニューアルに関し、同社宣伝販促室宣伝課長の赤峰貴子さんは「カスタマイズサービスは渋谷の立地に合っていると思う。全世代に向けた商品をそろえるので、いろいろな目的でお越しいただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~21時。

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