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ユーロスペースで「ブラジル映画祭」-日本未公開8作品上映へ

ブラジル代表のネイマール選手などのコメントも収められている「サントス~美しきブラジリアン・サッカー~」より

ブラジル代表のネイマール選手などのコメントも収められている「サントス~美しきブラジリアン・サッカー~」より

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 渋谷・円山町のミニシアター「ユーロスペース」(渋谷区円山町、TEL 03-3461-0212)で10月12日から、「ブラジル映画祭2013」が開催される。

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 ブラジル文化の認知拡大、両国の文化交流促進などを目的に2005年から始まり、今年で9回目を迎える同映画祭。東京会場となる同シアターを皮切りに、福岡・金沢・大阪・京都・浜松の6都市で1カ月半にわたりブラジル映画を上映する。今年は「家族」をテーマに、日本未公開のブラジル映画8作品を上映する。

 作品は、ブラジルのアーティスト、ルイス・ゴンザーガとその長男ゴンザギーニャの実話を基に親子の絆を描く「ゴンザーガ~父から子へ~」(ブレノ・シルヴェイラ監督)や、ダウン症の主人公3人を、自らもダウン症の俳優たちが演じるコメディー冒険譚(たん)「ぼくらは“テルマ&ルイーズ”」(マルセロ・ガルヴァオン監督)など。昨年創立100周年を迎えたブラジルのサッカークラブチーム「サントス・フットボールクラブ」の軌跡を追うドキュメンタリー「サントス~美しきブラジリアン・サッカー~」(リナ・シャミエ監督)では、元ブラジル代表のペレさんや、現ブラジル代表のネイマール選手など、同チーム出身者たちのコメントも収められている。

 特別招待作品として、ミナス州郊外の小集落グラミーニャに根を張った日系移民家族の日常にカメラを向けたドキュメンタリー「時折~グラミーニャの日系家族~」(パウロ・パストレロ監督)を上映。会場では併せて、在日ブラジル人学校の生徒が製作した1分間の映画も紹介。同作の日本語字幕の翻訳は、ポルトガル語を専攻する大学生が行った。

 当日チケットは、1回券一般=1,500円、同学生=1,300円、4回券=5,000円。今月18日まで。

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