ベイクルーズ（渋谷神南1）は11月20日、原宿・キャットストリート沿いにコンセプトショップ「Vulture JOURNAL STANDARD（ヴァルチャー ジャーナル スタンダード）渋谷キャットストリート店」（渋谷区神宮前6、TEL 03-5778-2365）をオープンした。

ウッドを多用した店内の様子

　同社の人気ブランド「JOURNAL STANDARD」のコンセプトショップとなる同業態は、今年4月渋谷・神南に出店する自社のカフェに併設するかたちで1号店をオープンしている。

　店舗面積は13坪。「ナチュラルなトーン」のウッドを内装に多用し、「潮風でヤレたようなウッドデッキ」を縦張りに。「浜辺にある店」をイメージしたという。雑貨を中心に各シーンで実用性の高いアイテムをセレクトしていた神南店に対し、同店では「Natural & Synthetic」をショップコンセプトに、ウエアを中心に展開。アウトドアカルチャーや環境に配慮したプロダクトをはじめ、「時代性を体現した」オリジナルアイテム」を扱い、「特定のジャンルに縛られない自由なミックス感を提案」（同社）する。

　取扱ブランドはオリジナル「ヴァルチャー ジャーナル スタンダード」をはじめ、ノルウェーのアウトドアブランド「NORRONA（ノローナ）」やスウェーデンのスポーツウエアブランド「HOUDINI（フディーニ）」、ハンドメードサーフトランクスブランド「NALUTO TRUNKS（ナルトトランクス）」、ハンモックブランド「HAMMOCK2000」ほか。

　店内には、スウェーデンのアウトドアブランド「KLATTERMUSEN（クレセッタルムーセン）」のオーガニックコットン100％素材「エタプルーフ」を使用したダウンジャケット（10万5,000円）やリサイクル素材を使用したバックパック（3万6,750円）などのほか、ナルトトランクスとコラボレートしたサーフトランクス（メンズ＝2万6,250円、レディス＝1万2,600円）などが並ぶ。

　キャットストリートについて「昔からストリートカルチャーの中心地として根強く知られるエリア」とジャーナルスタンダードプレスの中島信也さん。「ブランドの世界観を表現するのにちょうど良い店舗の大きさと店を受け入れてくれる街の雰囲気があり、ブランド設立時から出店したい場所だった」と話す。オープン後は「若年層の多い場所というイメージが強いが、30～40代のお客さまが多い」とも。

　営業時間は12時～20時30分。