高層ビル「青山エムズタワー」完成へ-商業施設テナント発表

ビル内にオープンする商業施設「パサージュ青山」イメージ。施設は南欧の街並みをイメージ

ビル内にオープンする商業施設「パサージュ青山」イメージ。施設は南欧の街並みをイメージ

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 東京メトロと地下鉄ビルディング(新宿区)の共同開発で今年4月に開業を予定している外苑前の高層ビル「AOYAMA M's TOWER(青山エムズタワー)」(港区南青山2)の出店テナントが2月28日、明らかになった。

 同ビルは、青山ベルコモンズなどがある外苑前「南青山3丁目」交差点近くの好立地に建設中の滞在型ホテル、家具付き賃貸住宅、商業施設から成る複合ビル。企画立案、テナントリーシングを東急リロケーション(渋谷区道玄坂1)が手がけ、東京メトロから施設を賃借。ホテル運営の東急ステイサービス(同)が運営を受託する。

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 施設は、低層棟(地下1階~地上2階)と高層棟(地下1階~地上25階)で構成。13階~25階には、中長期の滞在需要に応えるミニキッチン、洗濯乾燥機などを各部屋に整備したホテル「東急ステイ青山 プレミア」がオープン。全170部屋を設け、上層階には女性向けアメニティーなどを充実させたレディスフロア、眺めがウリのプレミアフロアをそれぞれ開設。ビジネスユースや外国人長期滞在者の取り込みを狙い、「東急ステイ」の旗艦ホテルに位置付ける。宿泊料金は1泊=13,000円~。

 3階~12階は、東急ステイ都内2番目の家具付き賃貸住宅「東急ステイ青山レジデンス」。35~50平方メートルの3プランを用意し、各部屋には高級感のある家具や什器を配置。利用者は常時ホテルのフロントサービスを利用できる。部屋は月額420,000円~。

 1階・2階には、南欧の街並みを再現した商業施設「PASSAGE AOYAMA(パサージュ青山)」がオープンする。施設は青山通り、外苑西通りそれぞれに面しエントランスを持つ同ビルのロケーションを活用し、各通りを結ぶ小路(パサージュ)をイメージ。「上質でこだわりの感じられる」(東急リロケーション)13テナントが出そろう。

 1階に出店するのは、高級チョコレート店「ゴディバ」、自然派化粧品・雑貨「マークスアンドウェブ」、マクロビオティック&オーガニック・ナチュラルフード「ママンテラス東京 青山」など。新業態では、著名パティシエ高木康政シェフが手がけるスイーツサロン&バール「ラ メゾン ドゥ タカギ」をはじめ、大丸ピーコックは「都心のコンパクトショップ」をコンセプトにした「エクセピーコック」を出店。

 2階には、飲食店やサロン、ギャラリーが集積。飲食では、インストアメディア社(旧トラベルカフェ、横浜市)が運営するカフェ&バー「アーキテクトカフェ」のほか、豆腐などの懐石料理「梅の花」(ベルコモンズから移転)、イタリアン「イル・デジデリオ」(新業態)、スパニッシュ欧風食堂「コンチネンタルキッチン モンテ アスル」(新業態)の4店舗が出店する。

 同ビルは3月末にも完工。4月11日のグランドオープンを予定している。

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