アフェリエイト大手がドロップシッピングサービスに参入

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 アフェリエイト(成果報酬型)広告サービスを手掛けるファンコミュニケーションズ(渋谷区渋谷1)は9月20日、在庫を抱えずに商品を売ることができるドロップシッピングサービス「A8ドロップス」を開始した。

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 同サービスは、卸売業者との取引でラインナップされた商品に独自の価格設定を付け、自身のホームページやブログなどを介して販売し、利益を得ることができるもの。小売店への送客で発生する成果報酬料ではなく、ユーザーが商品を直接販売して利益を得る仕組みを取るため利益率が高く、受注や配送、回収などの作業をする必要はない。サービスは、同社が運営する成果報酬型広告プログラム「A8.net」と、モバイルサービス「Moba8.net」の登録会員を対象に提供される。

 商品は当初、健康関連商品やコスメ、ファッション雑貨などを中心に、約3千アイテムからスタート。今後段階的に展開数を増やし、年内に10万点、2008年までに1千万点まで拡張するという。商品の在庫管理、受発注管理は、業務提携先のリアルコミュニケーションズ(品川区)が担当する。

 ファンコミュニケーションズは1999年10月に設立。同社によると、「A8.net」でアフェリエイトを導入している広告主数は延べ約4,600、サイト数は約34万人。(2006年9月現在)。

A8ドロップス

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