約30年前の渋谷駅東口周辺を再現したオリジナルマップ「SHIBUYA TAG back to the 90s ―あの頃の渋谷で氷鬼―」が4月27日、オンラインゲーム「Fortnite(フォートナイト)」で公開される。
「カマボコ屋根」の愛称で親しまれた旧東急東横線渋谷駅のマップ画面
東急と東急電鉄が、フォートナイトを活用したオリジナルゲーム開発などを手がけるtenshabi(千葉県松戸市)と連携し製作。東急と東急電鉄は昨年、2025年現在の渋谷の街を「再現」したオリジナルマップ「SHIBUYA TAG―渋谷鬼ごっこー」(マップコード1727‐0933‐8074)を同ゲーム内で公開。今回のマップはその続編となる。
「100年に1度」と称される大規模な再開発が行われている渋谷駅周辺。両社は「まちの記憶」の継承しようと、かつて存在した風景をデジタルツイン上にアーカイブすることで、「渋谷が歩んできた道のり」に触れる機会を提供する。
製作したのは1996(平成8)年~1997(平成9)年ごろの渋谷駅東口周辺マップ。アーチ型の屋根が連なる外観が「カマボコ屋根」の愛称で親しまれた旧東横線渋谷駅(1964年完工、2013年供用終了)は、完工時の図面を基に、駅構内やホームを再現。券売機、運賃表、自動改札機、電光掲示板、停車駅案内、車両、店舗など、1996(平成8)年~1997(平成9)年ごろの様子を「可能な限り再現」したという。ホーム上のアナウンスは、当時同駅で駅係員を務めていた東急電鉄従業員が収録したものを再現し、かつてアナウンスされ現在は使われていない「桜木町行き」も流す。
現在「渋谷ヒカリエ」が立つ場所にあった旧東急文化会館(1956年開業、2003年閉館)は、プラネタリウムの球体が印象的な外観を再現。2013(平成25)年に閉館した東急百貨店東横店東館や、両館の間に建設された跨道橋の内部も作った。マップ内では、鬼にタッチされると動けなくなる「氷鬼」形式の鬼ごっこが体験できる。マップは継続的なアップデートを予定している。
マップコードは3538‐4306‐3845。同日9時ごろ公開する。