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恵比寿南一公園、再リニューアル 暑さ対策で緑化整備

新たに整備されたシンボルツリーとデッキ

新たに整備されたシンボルツリーとデッキ

 恵比寿ガーデンプレイス近くの「恵比寿南一公園」(渋谷区恵比寿南1)が4月11日に再リニューアルオープンした。

新たに設けた芝生エリア

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 区内で2か所目となる公募設置管理制度「Park-PFI」を導入し2022年にリニューアルした同園。面積は2016.79平方メートル。土のエリア「えびすどろんこ山プレーパーク」やカフェなどが入る施設などを擁している。公園の管理はサッポロ不動産開発(恵比寿4)が担っている。

 昨今の猛暑や異常気象のなか、老朽化や腐朽に伴い樹木を伐採した影響から日影が少なく、夏場には厚さや日差しを遮ることが難しかった。そのため、利用者の安全を考慮し、暑さがピークとなる時間帯には一時休園するなど、利用制限せざるを得ない状況が続いていたという。

 そうした背景から、「えびすどろんこ山プレーパーク」を運営する一般社団法人「渋谷の遊び場を考える会」を中心に、渋谷区、サッポロ不動産開発が緑化整備を検討。そのプランが昨年12月、都市緑化機構と第一生命財団が主催する「第36回緑の環境プラン大賞」で国土交通大臣賞を受賞。上限1,000万円の助成を受けられることが決まった。

 緑化整備は1月から3月にかけて行った。クヌギやコナラ、トウカエデ、ムクロジを植樹し、シンボルツリーの根を守るため、周囲を囲むように高低差のあるデッキを新たに設けた。併せて、既存のオフィス前に三角形を組み合わせた庇(ひさし)を設け、雨の日の遊び場などにも使うほか、グランドカバーとして芝やホワイトクローバーを植え、木道、ウッドデッキも新たに設けた。

 今月11日には、同園でリニューアルセレモニーを行った。長谷部健渋谷区長は、220年以上前、区議会議員時代に代々木公園そばの「渋谷はるのおがわプレーパーク」を提案したときの思いに触れた。「プレーパークは『自分の責任で自由に遊ぶ』がコンセプトで、『いろいろな発想を持って遊びをクリエートしてほしい」という思いを持って生まれた公園。ぜひ、ここを愛してもらう人をもっと増やして、区も一緒になって盛り上げていきたい」とあいさつで述べた。

 サッポロ不動産開発の富岡良之社長は「緑を身近に感じられ、刺激とゆとりが共存する街に、子どもから大人まで誰もが集い、新しい発想が生まれるきっかけを創出していければ。この街ならではの魅力を育むまちづくりに取り組んでいく」と意欲を見せた。

 「えびすどろんこ山プレーパーク」の開園日は土曜~水曜の10時~17時。雨天開園。

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