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渋谷でトルコ建国100周年写真展 国民が撮った100点

(左から)長谷部健渋谷区長、駐日トルコ共和国大使館コルクット・ギュンゲン大使、駐日トルコ共和国大使館 文化広報参事官室カアン・ユルマズ参事官

(左から)長谷部健渋谷区長、駐日トルコ共和国大使館コルクット・ギュンゲン大使、駐日トルコ共和国大使館 文化広報参事官室カアン・ユルマズ参事官

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 トルコ共和国建国100周年を記念した写真展が4月6日、渋谷区文化総合センター大和田(渋谷区桜丘町)2階ギャラリー大和田で始まった。主催はトルコ共和国大使館。

トルコ国民が撮影した写真が並ぶ場内

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 トルコ共和国文化観光省・トルコ写真芸術連盟との共同企画。1923年に建国した同国は、地中海沿岸に位置しヨーロッパを結ぶ「十字路」という立地と多様な歴史背景で独自の文化を醸成。昨年は約5140 万人を迎えるなど、観光客が多い国としても知られる。「100 DISCOVERIES あなたの知らない魅惑のトルコ」と題する同展は、現在のトルコを国内外に伝えることを目的に開催する。

 展示するのは、昨年国内外に住むトルコ国民を対象に行った写真コンテストで集まった2076点の中から選ばれた入賞作品。イスタンブールのガラタ塔と満月を写した作品や、霧がかかったリゼのポクット高原、イスタンブールの街なかを走る19世紀に作られたトラム(路面電車)、世界文化遺産のネムルト山山頂に立ち並ぶゼウスの像、かつてトルコリラ紙幣の裏面の絵柄に採用されていた「乙女の塔」、カイセリ県の村で冬の間解放されている馬の大群、神学校「チフテ・ミナーレ」、クレオパトラも立ち寄ったといわれている「アンティーク・プール」(露天風呂)、遊牧民の少女、ウールの平織り「キリム」、国の象徴とされるチューリップなど、100 点を展示する。

 開催時間は10時~18時(最終日は17時まで)。入場無料。今月11日まで。

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