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サンロッカーズ渋谷、渋谷区長ら表敬訪問 ダービー戦に向け特別ユニ披露

紫のサードユニホームを長谷部健渋谷区長(右)に進呈したベンドラメ礼生選手

紫のサードユニホームを長谷部健渋谷区長(右)に進呈したベンドラメ礼生選手

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 Bリーグ・サンロッカーズ渋谷(以下、SR渋谷)のベンドラメ礼生選手が3月9日、長谷部健渋谷区長らを表敬訪問した。

サードユニホームのサイドにはレインボーカラーをあしらう

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 渋谷区を本拠地に活動するSR渋谷は、「サン(3)ロッ(6)カーズ」の語呂合わせで3月6日を「サンロッカーズの日」に制定。3月のホーム戦を「SHIBUYA SHOOTOUT」と称し、さまざまな企画を展開している。今季は18日・19日の同じく渋谷を本拠地とするアルバルク東京(A東京)との「渋谷ダービー」を同企画に位置付ける。

 その一つとして、試合ではサードユニホームを着用する。渋谷区の花「ショウブ(ハナショウブ)」であることや、青と赤が混ざり合った色で「冷静沈着にゲームを進め(青)、熱い気持ちで戦う(赤)」という意味を込め、紫を基調にサイドには多様性を表現するレインボーをあしらっている。普段クラブを所有するセガサミーグループのロゴをあしらう胸元には「SHIBUYA」の文字を入れる。

 紫のサードユニホームは3回目となるSR渋谷。ベンドラメ選手は「サードユニと言えば紫。個人的にも好きな色でかっこいい」と話し、長谷部区長は「渋谷のハナショウブの色で良いよね」と喜びを表現した。長谷部区長は19日に観戦予定で、「お互いにやり合ってほしい」と期待を込めた。

 同試合は今期唯一のダービー戦となる。ベンドラメ選手は「特別気持ちを入れすぎると空回るので、どのチームでも変わらず同じスタンスで試合に臨むようにしている」と言うが、「渋谷の名前を背負っているので譲れない」と力を込める。現在31勝8敗と地区2位に付けているA東京については、「外国籍と帰化選手のところはポイントだが、けが人がいても日本人選手全員がつないでいて大崩れしない」と印象を話し、「理想は30点差で勝ちたいが、そんな簡単な試合にはならない。一つのミスが負けにつながる緊迫感のあるゲームになると思う。集中して臨みたい」と続けた。SR渋谷は現在4連勝で「落ち着いてきている」が、ダービー戦の前に3試合が控えていることから「勝ち切って良い状態で試合を迎えたい」とも。

 A東京にはベンドラメ選手・小島元基選手が「仲良し」の岡本飛竜選手が在籍している。ベンドラメ選手は「彼はダービーに向けてやってきていると思うので楽しみ」と触れた。小島選手は5季A東京に在籍していたこともあり「気合いは入っていると思う」とも。

 数年前、ベンドラメ選手が「試合前に聴く」と話した歌手・あいみょんさんの曲を長谷部区長も聴いていることなどの話しにも花が咲いた。「シュートを練習したい。スリーポイントも軽く打つし、皆のプレーを見ていると簡単に見える」と言う長谷部区長にベンドラメ選手は「難しいですよねバスケって。なんであんなにきれいに(ボールが)飛ぶのかなと思うし感覚のところは分からない(笑い)」と答えた。

 会場は青山学院記念館(渋谷区渋谷4)。チケットは、18日は残席少数、19日は完売となっているが、今後立ち見席など販売する可能性はある。

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