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アルバルク東京、新年初ホーム試合で勝利 赤色の「ファンユニホーム」披露

普段とは異なる赤色のユニホームをお披露目したアルバルク東京。写真中央は15得点リバウンド10本などをマークしたライアン・ロシター選手

普段とは異なる赤色のユニホームをお披露目したアルバルク東京。写真中央は15得点リバウンド10本などをマークしたライアン・ロシター選手

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 Bリーグ・アルバルク東京(以下、A東京)が1月7日、国立代々木競技場第一体育館(渋谷区神南2)に川崎ブレイブサンダース(以下、川崎)を迎え今年初のホーム試合を戦った。

好守からダンクを決めてチームに勢いを与えた安藤周人選手

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 立ち上がりはシュートが入らない時間帯もありビハインドを負うが、安藤周人選手が3ポイント(P)シュートを2本連続で沈め得点を動かす。シュートブロックやインサイドへのアタックを簡単に許さないなど堅い守りもあり19-16とロースコアな展開となる。第1クオーター(Q)終盤にノールへのへアタックを仕かけた藤永佳昭選手は、「(川崎の)ビッグマンも寄ってきていた」と後ろへパス。セバスチャン・サイズ選手の3Pにつながったが、藤永選手は「セバス(=サイズ選手)も喜んでいた」と笑顔を見せた。

 第2Q序盤は、アレックス・カーク選手がインサイドで強さを見せ得点を挙げる。早いローテーションでミスを誘う好守や体を張った守備などが続くなか、パスをカットした安藤選手は速攻を仕かけてダンクシュートに持ち込みチームを盛り立てる。その勢いのまま得点を重ね、40-30と2桁リードを奪い前半を折り返した。

 後半序盤はジャスティン・コブス選手が自らの得点やアシストで攻撃を引っ張るが、中盤に得点が止まると、点差を詰められる。デイニアス・アドマイティスヘッドコーチ(HC)は「状況判断が乱れ、シュートを躊躇したり無理にドライブしたり(川崎の)術中にはまった」と振り返り、守備では速攻やリバンドからの得点を許した点を反省点に挙げた。

 51-47で迎えた最終Qは序盤で試合を振り出しに戻される。それでもライアン・ロシター選手選手のバスケットカウント(得点に加えフリースロー1本)、ザック・バランスキー選手の3Pで点差を広げると同時に、ミスを誘発したり「全員で取りに行こう」(アドマイティスHC)とリバウンドを抑えたり堅守で川崎を振り切り75-64で勝利した。

 終盤はロシター選手がファウルで得たフリースロー7本を100%の確率で沈めた。「余計なことを考えず」打っていると言い、今季約84%と高確率で決めていることから「続けていきたい」と話した。この日も10本取るなど強みとするリバウンドは、「子どものころにコーチをしてくれた父に、プレーをしたいならリバウンドを取れと言われていた」と言い、「ポジショニングや落ちるタイミング、あとは取る気持ち」とコツを明かした。

 川崎の得点を各Q20点以下に抑えたA東京。アドマイティスHCは「完ぺきではないが素晴らしかった。ディフェンスから良い流れで得点につながる攻撃が多かった」と評価。川崎のゾーンディフェンスに対しては、「(中と外それぞれで攻める)セットオフェンスがたくさんある。どちらで攻めるかは流れの中で選択している。狙いどころを定めてもっと得点につなげたい」とも。

 今月のホーム試合は、「WE RED DAY」と称しチームカラーの「赤」にフォーカスしているA東京。選手たちは、普段とは異なる赤色を基調としたユニホームを着用している。藤永選手は「少し色味は違うが(昨季まで在籍した)千葉ジェッツも赤だったので、見慣れた感じで(笑い)違和感はなかった」と話した。ロシター選手は「気分転換になるし楽しい」と笑顔を見せ、来場客に赤色のグッズを進呈していることもあり客席も赤色が目立ったことに触れ「エネルギーになる」と続けた。

 両チームは8日も戦う。

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