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ゴールドウイン、恵比寿にキッズ新業態「プレイアース」 独自ブランド旗艦店も

キッズ新業態となるエディトリアル店「プレイアースキッズ」店内

キッズ新業態となるエディトリアル店「プレイアースキッズ」店内

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 ゴールドウイン(渋谷区松涛 2)は11月8日、恵比寿ガーデンプレイス(渋谷区恵比寿4、以下YGP)内に同日開業した商業エリア「センタープラザ」1階に、キッズアパレルの新業態「PLAY EARTH KIDS(プレイアースキッズ)」(TEL 03-6432-5381)など、直営3店舗の売り場が連なる関東最大規模の大型店をオープンした。

買い取ったキッズ商品をリペアし継ぎ合わせた一点物ジャケット

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 新商業エリアの1階エントランスを入ってすぐの区画に、プレイアースキッズをはじめ、「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」初のキャンプ特化型店(TEL 03-6432-5380)と、自社ブランド「NEUTRALWORKS.(ニュートラルワークス.)」(TEL 03-6432-5382)の3店舗を同時出店。

 複合店の真ん中に売り場を持つプレイアースキッズは、ノースやノルウェー発アウトドアブランド「HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)」、米アウトドアブランド「WOOLRICH(ウールリッチ)」など、同社が国内販売を手がける6ブランドのキッズアパレルを横断的に展開。新業態となるエディトリアルショップだ。

 店内はルーバーのように細長い板を並べサークル状にしたオリジナルの什器でゾーンを区切り、「アウトドア遊び」「都市遊び」「ベビー・マタニティー」などのテーマ別に商品を展開する。積み木やお絵描きなどが楽しめるサークルも用意した。

 目玉の一つは、サイズアウトしたキッズ製品を買い取り、一点物の製品としてリペアし販売するサステナブルレーベル「GREEN BATON(グリーンバトン)」初の売り場だ。「第1号製品」として、複数の製品の生地をはぎ合わせたノースのアウターなどを販売。状態の良いものは、クリーニングしたものを新品の半額程度で売り出すほか、傷や穴をワッペンなどで覆い補修したTシャツなども扱う。

 オリジナルプロダクツとして、同店のロゴをあしらった水筒なども展開。3カ月に一度のペースで展開する企画物は、初回は「アラスカ」をテーマに、写真家・探検家の故・星野道夫さんとコラボレーション。今月19日から同じYGP内の「東京都写真美術館」で開催される星野さんの写真展に合わせ、星野さんの写真を使ったTシャツやブランケットを販売する。グラフィックデザイナー小林一毅さんがシロクマなど9の動物をモチーフにしたワッペンも用意した。

 オープニング企画として、同フロアに出店したホームセンター「DCM DIY place(ディーシーエム ディーアイワイ プレイス)」と組み、シャトー広場では音を奏でられる巨大な木製遊具「PLAY EARTH PARK #Sound Playground YEBISU GARDEN PLACE(プレイアースパーク #サウンドプレイグラウンド エビスガーデンプレイス)」を期間限定で設置。週末には遊具をステージにしてアーティストらがパフォーマンスするほか、木材を使ったワークショップも開催する。今月13日まで。

 アクティブウエアやコンディショニングウエアなどを扱う自社ブランド「NEUTRALWORKS.(ニュートラルワークス.)」の新店は、同ブランドの旗艦店に位置付ける。心身を「ニュートラルな状態に整える場所」として、スポーツ、アスレチックウェアを中心に、投入するのは7割強がオリジナル商品だ。

 目玉商品は、ファッションロスのゼロ化を目指すデザインシステム開発を手がける「Synflux」(中央区)とゴールドウインのコラボプロジェクト「SYN-GRID」の、同店限定となるフリースアイテム。ポリエステル生地のリサイクル率は70%で、クルーネックのトップス(25,300円)と、パンツ(23,100円)を扱う。

 ブランド初となる測定・メンテナンスサービスを行うパーソナルトレーニングプログラム「TUNE UP TRAINING(チューンアップトレーニング)」も提供。トレーニング事業を手がけるstadiums(千駄ヶ谷2)と組み、3部屋を使い、パーソナルストレッチやトレーニングを提供する。全身を 1秒未満でスキャンし専用のウェブアプリで、体の表面情報を3Dで可視化。体成分分析装置で体内の水分量や体脂肪量、ミネラル量なども可視化し、データに基づきメンテナンスをサポートする。

 営業時間は3店舗共に10時~20時。

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