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TCC、渋谷区と共同で「コピーライターズサミット」 設立60周年記念で

「荒れる渋谷ハロウィーンをコピーの力で変えてみせる!」をテーマにしたトークセッションの様子

「荒れる渋谷ハロウィーンをコピーの力で変えてみせる!」をテーマにしたトークセッションの様子

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 東京コピーライターズクラブ(以下、TCC)が10月8日~10日の3日間、設立60周年を記念して「コピーライターズサミット2022」を渋谷区と共同で開催した。

トークセッション「糸井重里と60年目の新人たち」に登壇した糸井重里さん

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 コピーライターズサミットは、渋谷区役所内の「スペース428」と渋谷パルコ内の「GALLERY X BY PARCO」を会場に行う、コピーライターが主役のトークイベント。コピーライター、CMプランナーから成るTCC会員がナビゲーターとなり、テレビプロデューサーの佐久間宣行さんや音楽家の小西康陽さん、お笑い芸人スピードワゴンの小沢一敬さんらと共に全24コマのトークセッションを繰り広げた。実行委員長はTCC副会長の箭内道彦さんが務めた。トークセッションには糸井重里さんや秋山晶さんなども登場。子どもを対象としたワークショップなどを設け、コピーや広告について学べる時間とした。

 8日のトークセッションのテーマは「荒れる渋谷ハロウィーンをコピーの力で変えてみせる!」。毎年問題になるハロウィーン時期の渋谷でのマナー違反を、コピーの力で少しでも減らすことができないか――渋谷区の依頼を受けTCC会員がコピーを制作し、課題の背景やコピーでできる解決策について、長谷部健渋谷区長、谷山雅計TCC会長、箭内道彦TCC副会長がディスカッションした。併せて、シンガー・ソングライターの「にゃんぞぬデシ」さんが、コピーを元に発想したマナー啓発のオリジナルソングを披露し会場を盛り上げた。

 最終日の10日のテーマは「渋谷区デジタル地域通貨『ハチペイ』デビュー記念『いま、渋谷の商店街は…』。60にも及ぶ渋谷区内の商店街で手軽に使えるデジタル地域通貨「ハチペイ」のデビューを目前に、TCCのコピーライター3人が、それぞれの「推し」商店街を活性化するためのコピーを長谷部区長にプレゼン。さらに、ゲストにミュージシャンとして「忘れらんねえよ」の柴田隆浩さんを迎え、今回のために創作した商店街の歌を披露した。

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