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代々木体育館でバスケ「Bリーグ」開幕 「アルバルク東京」勝利

第2クオーターでシュートを決めた「アルバルク東京」竹内譲次選手(右から2番目)

第2クオーターでシュートを決めた「アルバルク東京」竹内譲次選手(右から2番目)

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 国立代々木競技場第一体育館(渋谷区神南2)で9月22日、男子プロバスケットボール「ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(Bリーグ)」の開幕戦となる「アルバルク東京(以下A東京)」対「琉球ゴールデンキングス(以下キングス)」の試合が行われた。

シュートを放つ「琉球ゴールデンキングス」岸本隆一選手

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 2005年から分裂状態が続き国際大会出場権利はく奪を経て、ナショナルリーグ(NBL)と日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)が統合して発足した「Bリーグ」。それぞれ18チームで構成する1部(B1)・2部(B2)が東・中・西の3地区に分かれて来年5月まで60試合を戦い、1部はそのうち上位8チームがチャンピオンシップに進み優勝を決める。

 隣接する代々木競技場第二体育館をホームアリーナとするA東京は1948(昭和23)年創部で、NBL最終シーズンとなった2015年度は47勝8敗と最高勝率を記録。一方、沖縄のキングスはbjリーグ最多となる4度の優勝経験を持つ。強豪チームの対戦に観戦チケットは完売。会場には9000人以上が集まった。

 19時のティップオフと同時にボールを保持したのはA東京。そのまま、トロイ・ギレンウォーター選手がリーグ初の得点し、第1クオーター(以下Q)は26-19とA東京がリード。第2Qはキングスが6点連続得点と開始早々から攻め込み一時は逆転するも、A東京は着実に得点を積み重ねて再逆転。43-36で前半を折り返した。

 第3Q を64-51で終えて迎えた最終第4Q。キングスが猛追を見せ、アンソニー・マクヘンリー選手が同リーグ初のダンクシュートを決めると会場にはひときわ大きな歓声が上がり、岸本隆一選手がスリーポイント(3P)シュートを決め4点差に詰め寄る。同チームの本拠地沖縄からも多くのファンが駆け付けたこの日。場内に響き渡るほどの「ゴーゴーキングス」の掛け声や立ち上がって声援を送る姿も印象的だった。最終的にA東京が逃げ切り80-75で勝利を収めた。

 試合終了後、「選手たちに言ったのは、見ている人たちがワクワクするような試合をしようということ。勝ち負け以上の試合だった」と振り返ったA東京・伊藤拓摩ヘッドコーチ。「両チームとも、これからどんどん強くなり質の高いバスケを見せられると思う。会場に足を運び生で試合を見てほしい」と呼び掛けた。終盤の3Pシュートなどチーム3位となる12得点を上げるなど活躍を見せたエース・田中大貴選手は「タフな試合になることは分かっていたので、開幕を勝利で終われうれしい。バスケがもっと日本で盛り上がるよう頑張っていきたい」と意気込んだ。

 同試合は全面LEDで表現するコートを採用。選手紹介時には選手の写真を映したり、得点が決まった際には「EXCELLENT」の文字を映し出したりプレーに合わせた演出を行ったりした。オープニングセレモニーにはE-girls藤井萩花さん、夏恋さんの姉妹ユニット「ShuuKaRen」、EXILEのHIROさん、DJ MAKIDAIさん、VERBALさん、DJ DARUMAさんのユニット「PKCZ」、パフォーマンス集団「SAMURIZE from EXILE TRIBE」が登場し、今シーズンのテーマソング「Take-A-Shot! feat. PKCZ(R)」を披露するなどして開幕に華を添えた。

 両チームは今月23日にも同所で試合を行う。

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