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渋谷の2.5次元ミュージカル専門劇場で舞台版「こち亀」 縁日イベントも

脚本や演出も手掛けたラサール石井さん演じる両津勘吉(手前左)ら©OA/S©KK2016

脚本や演出も手掛けたラサール石井さん演じる両津勘吉(手前左)ら©OA/S©KK2016

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 国立代々木競技場の敷地内の2.5次元ミュージカル専用劇場「AiiA 2.5 Theater Tokyo(アイア2.5シアタートーキョー)」(渋谷区神南2)で9月9日、舞台版「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」の上演が始まった。

「ストーリーの鍵を握る」少女・サキを演じる生駒里奈さん

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 1976(昭和51)年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まった、漫画家・秋本治さんが手掛ける同名漫画が原作の同舞台。

 葛飾区亀有の派出所に勤務する破天荒な警察官・両津勘吉を中心に、個性的な登場人物が時事ネタや流行を取り入れたドタバタ劇を繰り広げるギャグ漫画で、コミックスの発行部数は累計1億万部を超え、TVアニメや実写ドラマなどメディアミックス化されている。1999年の初版から10年ぶり5度目となる今回の舞台化は、今秋の連載開始40周年を記念したもの。

 両津を演じるのは、過去4回と同じくTVアニメで両津の声を担当したラサール石井さんで、舞台の脚本と演出も手掛ける。同僚の中川圭一役にはタレントのユージさん、秋本・カトリーヌ・麗子役にはグラビアアイドルで女優の原幹恵さんが務めるほか、舞台版オリジナルキャラクターとして両津とコンビを組む向島三四郎を俳優・池田鉄洋さんが、「ストーリーの鍵を握る」少女・サキを生駒里奈さん(乃木坂46)が、それぞれ演じている。

 「やるだけのことはやった」というラサール石井さん。「1秒も飽きることのない、どこを切っても楽しめる金太郎あめのような作品に仕上がった。大笑いして泣いて胸がキュンと熱くなって、とにかく五感全てがハイになる」と自信をのぞかせる。

 劇場エントランスには、事前に一般公募した名入れちょうちんを飾るほか、ロビーでは縁日イベントも行い、出演者のサイン入りポスターなどが当たる射的、オリジナルノートなどが当たるくじ引きなどを用意する。参加料は1回500円。

 上演時間は約2時間55分(うち途中休憩15分)。鑑賞料は6,800円。今月19日まで(12日は休演)。

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