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原宿・キャットストリートに英アパレル「オールセインツ」コンセプト店 本格上陸に向け

キャットストリートに面した店舗外観

キャットストリートに面した店舗外観

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 原宿・キャットストリート沿いに2月6日、英発ファッションブランド「ALLSAINTS(オールセインツ)」のコンセプトショップ「ALLSAINTS原宿キャットストリート店」(渋谷区神宮前5、TEL 03-5766-3011)が期間限定オープンした。経営はオールセインツジャパン(代々木1)。

主力商品のバイカージャケットなどがそろう店内

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 英ヘッジファンド、ライオンキャピタル傘下の同ブランドは1994年英ロンドンで創業し、現在14カ国に約130店舗を展開している。日本への出店を視野に、2014年の韓国出店を皮切りにアジアへ進出。昨年10月に100%子会社の日本法人を設立し、同11月に初のポップアップショップを大阪に出店した。

 同ブランドは100%直営展開で、商品・店舗デザイン・音楽・ウェブサイトのコーディングなどのイメージや制作を全て自社で手掛けているのが特徴。世界では29~31歳をコアターゲットにしているが、日本では35歳くらいまでを視野に入れる。

 夏までの限定店となる同店の店舗面積は約30坪。インダストリアル(工業系)デザインをイメージした仕上げた店内は、グレーを基調にした空間に自社でデザインする鉄の什器を配置。既存店ではファサードにディスプレーするアンティークのミシンがアイコンになっているが、期間限定店の同店では店内にミシンをかたどった什器を置いている。

 商品は白と黒のモノトーンを基調にしたミニマルなデザインで、毎月新しいアイテムが入荷するのが特徴。主力商品のレザーを核素材としたバイカージャケット(中心価格6万円~8万円)をはじめ、ニット(2万円~3万円)やデニム(2万円)、コート(5万円~7万円)などをラインアップ。2015年秋冬コレクションからハンドバッグメーカーと取り組んだハンドバッグ(3万円~4万円)のほか、今後はシューズも本格的に展開する。売り上げ構成はメンズとウィメンズが50%ずつ、各商品「バランスの良い売り上げ構成比」を構築しているという。

 日本は「世界で2番目のマーケットであり、難しいマーケット」(同社ゼネラルマネジャー山崎元さん)であることから、4年ほど前から準備を進めてきたという同ブランド。山崎さんは「バイカージャケットから入っていただき、クオリティーに対する思いなどを感じていただければ」と来店を呼び掛け、「毎月新しいコレクションがそろうので、何度でもご来店いただける店づくりをしていきたい」と意欲を見せる。4月には日本語のECサイトを立ち上げ、夏をめどに都内へ1号店を出店し直営店展開を始める予定。

 営業時間は12時~20時。7月31日まで。

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