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渋谷に「一風堂シロマルベース」-創業当初のスープ、味のカスタマイズも

「秘密基地とカフェを合わせたような」空間を目指した店内

「秘密基地とカフェを合わせたような」空間を目指した店内

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 渋谷センター街・バスケ通り近くに12月20日、豚骨ラーメン店「IPPUDO SHIROMARU BASE渋谷店」(渋谷区宇田川町、TEL 03-6416-3106)がオープンする。経営は力の源カンパニー(福岡市)。

シンプルな「シロマルベース」(700円)

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 「次世代のファンやラーメンシーンを開拓していく」ブランドに位置付ける同店。「一風堂SHIROMARU BASE」として、2010年の大森店(大田区)を皮切りに大阪・梅田などに展開。渋谷店は同業態としては5店舗目だが、ローマ字表記の「IPPUDO SHIROMARU BASE」では初の出店となる。

 ターゲットは10~30代代前半の若者で、同世代が集まる街の一つとして渋谷に出店。場所はバスケ通りと井の頭通りを結ぶ小道沿い。店舗面積は約24。席数はカウンターを中心に24席を用意する。「秘密基地とカフェを合わせたような」空間を目指した店内は、コンクリートの床や壁面に、木目のテーブルなどで構成。ユニホームも同業態オリジナルのデザイン性を意識したTシャルにジーパンスタイル。

 1985(昭和60)年に創業者・河原成美さんが開発した豚骨スープを復刻し提供。スープに使う豚骨は、豚頭・ロース骨・ゲンコツ。豚頭を三段階に分けて煮込んでとった3種類のスープをロース骨・ゲンコツそれぞれのスープと合わせ計5種のスープを作る。そこにさらに豚骨を加え計16~18時間炊くことで、「豚肉のうまみを引き出し、濃度やとろみを増やす」という。

 メーンメニューは、「シロマルベース」(700円)や、辛い肉ミソをトッピングする「カラカベース」(820円)、甘辛く煮た豚バラと玉ねぎをトッピングする「スタミナベース」(980円)の3種。「カスタマイズできる」のが特徴で、麺の硬さ(普通~ハリガネ)をはじめ、麺の量(80~200グラム)やニンニクの量(無し~3個)などを選べるようにする。魚粉・生卵・特製辛みそ(2つで100円)などのトッピングもそろえる。想定客単価は820円~860円。

 同社SHIROMARU-BASE事業部グループリーダー石原隆史さんは「接客の丁寧さなど一風堂のDNAを受け継ぎながらも、一風堂ではできないような遊び心と新たな挑戦をしていきたい。豚骨のうま味とコク、自分でカスタムして自分の好きなラーメンを作る楽しみを感じていただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時~翌5時(金曜・土曜は翌6時まで、日曜は翌1時まで)。2020年までに50店舗の出店を目指す。今月 20 日~25 日はシロマルベースを 500 円で提供する。

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