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渋谷QFRONTの大型ビジョンが上映再開-記念イベントに木下優樹菜さんら

スマートフォンを使いビジョンにデジタル花火を打ち上げる「渋谷デジタル花火大会」のCM

スマートフォンを使いビジョンにデジタル花火を打ち上げる「渋谷デジタル花火大会」のCM

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 渋谷駅前スクランブル交差点の商業ビル「QFRONT」(渋谷区宇田川町)壁面を使った大型ビジョン「Q’S EYE(キューズアイ)」が7月25日、上映を再開した。

横19メートル×縦23.9メートルと大画面化した「Q'S EYE」

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 東急電鉄が運営管理統括する同ビジョンは1999年12月の同ビル開業と同時に、コマーシャル映像などの上映を開始。今年1月末から、「最新の」画面アスペクト比率や画質レベルなどに対応するため上映を中止し改修を進めていた。

 ビジョンは、コマーシャル映像を上映する「メーンビジョン」(横13メートル×縦7.7メートル)と、それを取り囲むように環境映像を上映する「アートビジョン」(同19メートル×同23.9メートル)で構成する。PCからの映像送出にも対応し、リアルタイムでの映像配信やスマートフォンと連携した双方向の演出も行えるようになったほか、メーンビジョンはHD画質に対応する。

 リニューアルを記念して25日~31日、渋谷道玄坂商店街振興組合と共同で同ビジョンを中心に「Q’S EYE渋谷夏祭り」を展開。連日18時30分~22時15分には、参加者がスマートフォンを使いビジョンにデジタル花火を打ち上げる「渋谷デジタル花火大会」を行う。

 初日の25日にはハチ公前広場でキックオフイベントが開かれ、東急電鉄野本弘文社長や渋谷道玄坂商店街振興組合大西賢治理事長、桑原敏武渋谷区長らのほか、アンバサダーとして、SHIBUYA109(渋谷区道玄坂2)内のショップで働いていた経験を持つタレントの木下優樹菜さん、渋谷区生まれの評論家・山田五郎さんが登場。タブレットやスマートフォンからビジョンにデジタル花火を打ち上げた。

 野本社長は「ただ情報を発信するだけでなく、発展してゆく渋谷にふさわしいものにしていこうとリニューアルした。渋谷からは常に新しい情報が発信され、新しい文化ができていく街にしていきたい」とあいさつ。桑原区長は「改装することで観光都市としての情報発信力を高めていこうという気持ちが表れている。来街者のよりどころとして使われることを期待する」とも。

 渋谷の印象について、「いつも変わり続けている街」と表現する山田さんは同ビジョンに関して、「世界でも一番多くの人が目にする屋外ビジョンなのでは。コンピューター的にかなりレベルアップしているので、メディアアーティストの作品を展示したりする新しい展覧会もできたりするのでは、という可能性を感じた」と話した。木下さんは「渋谷は若い子の街と思われているかもしれないが、大人も楽しめるものが増えている。もっと人が来て盛り上がっていけば」と期待を込めた。

 上映時間は9時~翌1時。一般広告の上映は8月1日から。

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