仕事を考える1週間-「TOKYO WORK DESIGN WEEK」、来秋初開催へ

「TOKYO WORK DESIGN WEEK 2013」のロゴ

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 広域渋谷圏で2013年11月、「働き方」や「仕事」にまつわる都市型イベント「TOKYO WORK DESIGN WEEK 2013(略称=TWDW2013)」が初めて開催される。発起人で同プロジェクトのプロデューサーを務める横石崇さん(ベンチ取締役)が11月30日、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)で開催されたトークイベント「シブ経文化センター」の中で発表した。

「TOKYO WORK DESIGN WEEK」の概要を発表する横石さん(右端)

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 20~30代のこれからの新しい働き方やビジネスについての「未来図」をつくる機会の提供を目的に企画したという同イベント。毎年11月の「勤労感謝の日」に合わせた前後7日間にわたり開催するカンファレンスとフェスティバルを組み合わせたカンファスティバル・イベントを目指す。

 長引く景気低迷において、厳しさが増す就活、大手企業の赤字決算などを背景に今、「働く」ことについてあらめて考える機会が増えた。特に広域渋谷圏ではここ2~3年、オフィスを持たずに働くノマドワーカーが増え、スタートアップ向けのシェアオフィスやコワーキングスペースが急増するなど、新たなワークスタイルが生まれている。同イベントでは、新しいワークスタイルの在り方を模索し、「『仕事』を考える場、実践できる場」にしていく考えだ。

 会場には、渋谷ヒカリエ8階のクリエーティブスペース「8/」のほか複数の拠点を予定。プログラムには、新しい働き方やビジネスを実践するリーダーたちによるトークイベント&ワークショップ、さまざまな業種の企業のオフィスツアー、店舗での一日職業体験をはじめ、広域渋谷圏にある企業や店舗、シェアオフィス、NPO団体との取り組みを予定している。

 現在、「greenz.jp」編集長の兼松佳宏さん、「日本仕事百科」編集長の中村健太さんらがプロジェクトに加わることが決まっているほか、シブヤ経済新聞も協力する。今後、参加企業・メンバーの発表を随時行い、開催までのプロセスもフェイスブックなどで公開していく予定。期間中の動員数は延べ1万人を目指す。

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