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代官山に長崎発・焼き肉店「清香園」都内1号店-ランチにも注力

白と黒を基調にした店内には計60席を用意

白と黒を基調にした店内には計60席を用意

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 長崎発の焼き肉店「清香園」都内1号店となる「代官山店」(渋谷区恵比寿西1、TEL 03-6416-0393)が11月3日、オープンした。経営は清香園(長崎県謙早市)。

座卓席の個室も用意

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 1959(昭和34)年創業の同社は、長崎県内をはじめ九州を中心に出店し、2009年に関東初出店となる店舗を埼玉に出店。代官山店は都内初の店舗で、同店が41店舗目となる。かねて東京都心への出店を希望しており、「物件の巡り合わせ」などから出店が実現した。

 焼き肉店「まんぷく」跡に出店した同店の店舗面積は46.5坪。席数は2人用の3カウンター(6席)や半個室・個室計11室で計60席を用意。店内は白と黒を基調に「落ち着いた雰囲気」に仕上げた。既存店とは異なり、たれポットや箸箱などはテーブルに置かない。

 牛肉は九州産の黒毛和牛で、豚肉と鶏肉は国産。肉は店舗でそれぞれさばくことで価格を抑えているという。しょうゆとみその2種のたれと、キムチは自社工場で生産しているほか、イタリアの天日塩を使うなどこだわりを見せる。

 ディナーは、肩・リブ・サーロインの3種を使うロース(1,360円、上=1,500円)、その日の「いい部位」を盛る「極上黒毛和牛」(10食限定、3,000円)、野菜、魚介類などの焼き物単品、野菜・魚介類などの焼き物、薄くスライスした牛肉を炭火で炙(あぶ)り、ネギポン酢だれで食べる「焼しゃぶ」、牛肉を割り下と卵にくぐらせて食べる「焼すき」(上=1,330円、特選=1,880円)などの一品料理などもラインアップ。ドリンクは既存店より種類数を増やしたというワイン(21種、スパークリング2種)などをそろえる。

 ランチにも力を入れる同店。リブロースのステーキ(ご飯、汁物、サラダ、漬物付き1,680円)や、上ロース、上カルビ、上ホルモンなどを盛った「特撰焼肉ランチ」(1,880円)などを用意。客単価は、ランチ=1,300円弱、ディナー=5,500円前後。

 オープン後の来店客は20代後半~40代が中心。ランチは女性、ディナーは男性が多いという。現在は近隣に住む住民や近隣企業に勤める人を中心に来店があるが、来街者の需要も見込む。

 「初の東京ということで楽しみ。長くやっている強みがあるので自信はある」と話すマネジャーの池山翔さん。「また来たいと思っていただけるよう、パーソナルサービスを心掛け常連のお客さまを増やしていきたい」と話す。今後につては「都内、関東で出店していきたい」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~翌1時。

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