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表参道「ルイ・ヴィトン」に新アートスペース「エスパス」-世界2拠点目

「ルイ・ヴィトン表参道」7階にオープンするアートスペース「エスパス ルイ・ヴィトン東京」フロアの様子©LOUIS VUITTON/DAICI ANO

「ルイ・ヴィトン表参道」7階にオープンするアートスペース「エスパス ルイ・ヴィトン東京」フロアの様子©LOUIS VUITTON/DAICI ANO

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 仏・高級ブランド「ルイ・ヴィトン」の直営店「ルイ・ヴィトン表参道店」(渋谷区神宮前5)7階に1月15日、アートスペース「エスパス ルイ・ヴィトン東京」(TEL 03-5766-1088)がオープンする。

初の展覧会ではグザビエ・ヴェイヤンさんの作品が並ぶ

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 2006年1月にパリの「メゾン ルイ・ヴィトン」7階にオープンした「Espace Culturel Luis Vuitton」に続き2拠点目となる同スペースは、コンテンポラリーアートの展示に加え、「日本のアーティストが、独自の作品を展示する機会を得られるようサポートすること」などが目的。

 広さ193平方メートル、天井高8.45メートルの空間は、ガラス張りの窓から見渡す景色も特徴。初のエキシビションは仏アーティスト、グザビエ・ヴェイヤンさんの展覧会「"Free Fall" by Xavier Veilhan」で、フロア内にはオリジナル作品4点を展示する。

 展示するのは、同ブランドがプロデュースした、ランダムな速度で回転させる木と樹脂で作られた作品「Regulator」(2011年)、ヴェイヤンさんが「自由落下シミュレーター」による飛行中に撮影した3点の写真から描き出したモチーフを基に、一連のペーパーワークを組み合わせた「Free Fall」(2011年)のほか、高さ4メートルの作品「Tokyo Statue」(2011)など。今後は若手アーティスト、著名アーティスト、個展、グループ展など幅広い内容の企画展を開催していく予定。

 ルイ・ヴィトンのフランス本社である「ルイ・ヴィトン マルティエ」のイヴ・カルセル会長兼CEOは「アートとラグジュアリーは、情熱と創造を重んじるという共通点をベースにして関わり合い、交流を深め、異なる2つの世界に従来存在する壁を打ち破ってきた。当ブランドはマーク・ジェイコブスの影響下で常に変化を遂げ、アートへの取り組みは拡大し続けている」とし、「東京はダイナミックな創造性を持つ都市。私たちの創造への情熱を、東京のみならず日本全国の方々と分かち合えることを願っている」とコメントしている。

 開館時間は12時~20時。入場無料。「"Free Fall" by Xavier Veilhan」は5月8日まで。

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