恵比寿に「らんまん食堂」-フライドチキンとレモンサワーメーンの新業態

赤と白のストライプを基調にした「らんまん食堂」の外観

赤と白のストライプを基調にした「らんまん食堂」の外観

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 恵比寿西口に7月20日、カフェダイニング「らんまん食堂 フライドチキンとレモンサワーの店」(渋谷区恵比寿西1、TEL 03-5489-4129)がオープンした。経営は中目黒などで炭火ダイニング「らんまん」を展開しているハレノヒ(目黒区上目黒3)。

iPadを設置した席も用意する店内

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 新業態となる「らんまん食堂」は、「大衆性」のある業態を目指し出店。既存事業の「商品開発力」を生かし新業態での出店を考案する中、今春大分県を中心に起きた「空揚げブーム」をきっかけに「東京発信の空揚げブームを作ろう」と「フライドチキン」に着目。フライドチキンと「相性の良い」レモンサワーをメーンにした同店の出店に至った。

 場所は、恵比寿1丁目五差路交差点近く。店名は、炭火ダイニングと同じ「らんまん」ブランドを継承。フライドチキン、レモンサワーのほか、フレンチをベースにした「洋食の家庭料理」を提供することから「食堂」を付けた。

 店舗面積は10坪で、席数は30席を用意。赤、白のストライプのファサードが特徴で、店内にはパイプいすを置くほか、床に使用するタイルなどで「食堂っぽさ」を演出。ツイッターやブログなどのコミュニケーションツールを通じた口コミでの来店が増えていることも考慮し、2席に1台ずつiPadを設置。来店客が店の感想などをつぶやけるようにして店の情報を発信していく。同社では現在、同店に関するアプリも開発しているという。

 主力のフライドチキンは、日向鶏の骨付き肉を6時間マリネし、オレガノやタイムなど12種類のスパイスを付けて揚げる「魔性のフライドチキン」(2人前=1,200円、4~5人向け=2,400円)や日向鶏のムネ肉をマリネし揚げた肉を3種のディップに付けて食べる「チュッパチキン」(4ピース680円)など。和牛のホホ肉を香味野菜や子牛のだし「フォン・ドー・ボー」などで3時間煮込む「和牛ホホ肉の赤ワイン煮」(680円)や、「ささみアボカドわさび」「焼なすのバルサミコ」(以上480円)などのメニューもそろえる。

 ドリンクは、「純レモンサワー」(380円)や同店で作るレモンスムージーを酎ハイで割った「タカレモンサワー」(480円)、レモンの皮をシロップで煮出す「王様のレモンサワー」(下僕=レモンピール付き、680円)、レモンスムージーを炭酸で割った「レスカ(レモンスカッシュ)」(380円)などのほか、ビール(400円)、ワイン(グラス=480円~、ボトル=1,800円~)など。客単価は、ランチ=800円、ディナー=2,500円。

 恵比寿へに出店について、加藤一誉店長は「情報発信地でもあり、新しいものを受け入れてもらえる街」とし、オープン後は「近隣のショップに勤めている方など、当所想定していたターゲット層の20~30代の客が多い」と話す。「普段チキンをあまり食べない方も、バール感覚で気軽にご来店いただきたい。長く皆さんに来店いただけるような店になれれば」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=18時~24時(金曜・祝前日はディナー=翌4時まで、土曜は16時~24時、日曜は16時~23時)。

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