神宮外苑花火大会を「ニコ動」で生中継-生主12人も中継参加

当日は、花火職人の解説などを交えて「神宮外苑花火大会」を生中継(写真=イメージ)

当日は、花火職人の解説などを交えて「神宮外苑花火大会」を生中継(写真=イメージ)

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 インターネット動画共有サービス「ニコニコ動画」は8月19日に明治神宮外苑周辺で開催される「2010神宮外苑花火大会」を、同サイト内のコンテンツ「ニコニコ生放送」で生中継する。

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 ドワンゴ(東京都中央区)の子会社ニワンゴ(同)が運営するニコニコ動画。「ニコニコ生放送」は生中継される動画に視聴者がリアルタイムでコメントを付けられるコンテンツで、最大で4万人が同時接続し視聴することができる。

 同花火大会の中継は今年が初めて。新規ユーザーへの認知向上や、季節要因を盛り込むことで生放送コンテンツの幅を広げることを目的に大会に協賛し、生中継を決めた。

 大会事前には、学生を対象に「生主(なまぬし)」と呼ばれる映像を撮って生放送配信を行うユーザーを募集。12人(3人4組)を選び、屋外からの生中継映像を充実させる。当日は、2つの会場から打ち上げ花火や音楽ライブを生中継する予定で、花火中継の際は花火職人による花火の解説も。会場周辺では「ニコニコ動画」のロゴをモチーフにした仕掛け花火の打ち上げや、うちわの配布なども行う。

 ドワンゴ・ニコニコ事業本部プロモーションセクション・セクションマネジャーの園利一郎さんは「東京三大花火の一つを、自宅の『特等席』からお楽しみいただくのもまた一興なのでは」と話す。

 神宮外苑花火大会は、1980(昭和55)年の初開催以降夏の慣例行事へと定着。打ち上げ数は1万2,000発。神宮球場をはじめ、神宮軟式球場、秩父宮ラグビー場、国立競技場などの閲覧会場を用意する。

 中継開始は17時予定。閲覧無料。

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