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「渋谷のラジオ」、渋谷モディで初の公開放送 キットカットとコラボで受験生応援

公開放送に出演する面々。写真左上がパーソナリティーの小宮山雄飛さん

公開放送に出演する面々。写真左上がパーソナリティーの小宮山雄飛さん

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 渋谷モディ(渋谷区神南1)1階店頭プラザで1月15日、今春に開局を控えるコミュニティーFM「渋谷のラジオ」初の公開放送が行われる。

受験生応援ソングを披露した勝俣州和さんとDISH//

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 渋谷のラジオは、クリエーティブディレクター箭内道彦さんが中心となり、歌手・福山雅治さんらも出資して始動。夢を持つ若者の「実践的なチャンス」を提供する場となる「ラジオの学校」を目指し、渋谷にゆかりのあるアーティストや「渋谷で活躍する人」などがパーソナリティーとして出演。周波数は87.6Mhz、送信出力は20ワットで、ネット配信も予定する。

 センター試験前日に受験生を応援する番組となる今回。名称が「きっと勝つ」に似ていることから受験の験担ぎアイテムとしても知られるチョコレート菓子「キットカット」を展開し、現在、渋谷を拠点に受験生応援プロジェクトを展開しているネスレ日本(神戸市)とコラボレーションして行う。

 渋谷のラジオにとって開局前初の放送となる同番組はYouTube Liveで配信する。パーソナリティーは渋谷区観光大使である、音楽グループ「ホフディラン」の小宮山雄飛さん。タレント勝又州和さんやキットカットの「受験生応援アーティスト」を務めるダンスロックバンド「DISH//」がトークを展開。ミュージシャンのスネオヘアーさん、2人組バンド「音速ライン」、ロックバンド「ウルフルズ」のメンバーでもあるウルフルケイスケさんが弾き語りで受験生を応援する。

 同所には同日限定で、桜の木をモチーフにしたアートパネル(高さ3メートル×幅5メートル)を設置。渋谷区民や来街者が折った桜色の折り鶴を桜の花びらに見立てて飾っているほか、来場者が桜の花びら形のシールに受験生に向けた応援メッセージを書き込めるようになっている。バンタンデザイン研究所(恵比寿南1)の学生がデザイン、折り鶴アーティスト小野川直樹さんが監修した。

 同日午前中には、同番組放送を前にオープニングイベントを開いた。「DISH//」と勝俣さんは一日限定で結成したユニット「KSS(キット、サクラサクよ)」を発表し、受験背応援ソング「KLAP」を踊った。

 高校生の父親でもあるウルフルケイスケさんは「息子を応援しているような気持ち」と言い、それぞれ「自分だけじゃなく皆緊張していると思えば大丈夫」(音速ライン・藤井敬之さん)「緊張も楽しめるようになれば」(小宮山さん)と受験生にエールを送った。MCに「スネアヘアー」と呼ばれたスネオヘアーさんは「(名前を間違えられるような)ハプニングが起きても取り乱さずに、平常心で」と笑いを誘った。

 緊張しないために番組収録の前などに、「運が付くという意味で便座に座っている」という独自の「験担ぎ」を披露。失敗しない秘訣(ひけつ)として「芸能界は肉食の人が多い」と前置きし、「前に出る、距離を縮める勇気。近づいたらかまれない」とアドバイス。「自分を信じて、ネバーギブアップ!!」と力強いメッセージを贈った。

 公開放送(配信)は13時~15時を予定。

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