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渋谷で女性向け肉の祭典「肉食女子博」 ヘルシーにアレンジしたメニューなども

ブースが並ぶ場内の雰囲気

ブースが並ぶ場内の雰囲気

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 国立代々木競技場エリア(渋谷区神南2)で7月31日から、女性向け肉の祭典「肉食女子博」が初開催される。主催はエイベックス・ライヴ・クリエイティヴ(港区)。

丼・パスタ・リゾット・サンド・ギョーザなどの料理

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 同社が今年3月に開催した「ラーメン女子博15’-Ramen girls Festival-」の好評を受け、「女子博シリーズ」第2弾として企画した同イベント。熟成肉をはじめ「ブーム」となっている肉に焦点を当てた。同期間、国立代々木競技場第一体育館を中心に展開するエンターテインメントタウンフェス「a-nation island」との併催となる。

 オフィシャルサポーター「Meaters(ミーターズ)」を務める、「肉マイスター」として活動する田辺晋太郎さん、フードジャーナリスト里井真由美さんらが選んだ、都内にも店舗を構える14店舗が出店。渋谷であること、エーネーションと併催であることから若者の来場は見込めるため、「おいしいものを食べてきた、舌の肥えた方も楽しめるように」(田辺さん)心掛けたという。

 料理は、参加各店が通常提供しているメニューを「女性向けにアレンジした」ものや、同イベント向けに開発したものがあり、肉メーンの料理「ザ・肉食」と、「ヘルシー」の2つのカテゴリーで提案する。

 出店店舗とメニューは以下の通り。ザ・肉食は、「コソットSP」(港区)=A5ランクの雌牛のサシが少ない部位を薄切りにしてあぶった「焼きしゃぶ」や塩分・当分控えめの肉みそなどをのせる丼(1,800円)、「もんじゃ大木屋 匠」(中央区)=リブロース肉とキュウリ・トマト・アボカドなどのサルサを挟むサンド(900円)、「かしわビストロ バンバン」(神泉町)=店舗で提供するメニューを糖分控えめにするなどアレンジしたチキンカレーのリゾットカレー(1,200円)など。

 ヘルシーは、「肉山」(武蔵野市)=豪タスマニア産の粒マスタードに、脂肪少な目という短角牛のサルシッチャ(ソーセージ、600円)、「クリントン・ストリート・ベイキング」(港区南青山5)=同イベントのために開発した、熟成肉のパテを挟むハンバーガー(1,200円)など。1店舗のみ、小松菜とトマトのショートケーキ(300円)などスイーツを提供する、野菜スイーツ専門店「パティスリー ポタジェ」(目黒区)も出店する。いずれも食券制(1枚300円)。

 前日の30日に開いたメディア向け内覧会には「ミーターズ」のメンバーも来場。田辺さんいわく「ブームというものは女性がけん引している。その中でも肉に注目が集まっているのはここ2~3年」のことで、肉料理店でも「6~7割が女性客で、女性のみのグループも多い」という。モデル秋本祐希さんは「肉=太るという概念が今はなく、女子の胃袋をつかんでいる」とも。

 男性も入場できることから、アートディレクター秋山具義さんは「肉が好きな女性はきれいな人、恋をしたい人が多いと思うので、男性陣には出会いもあるかも」と勧める。里井さんは「ヘルシー、ガッツリなどさまざまな欲望を満たしている。全国の肉好きと『肉愛』を分かち合いたい」と期待を込める。

 田辺さんは「渋谷発、暑い夏にぴったりなイベント。これだけおいしい肉料理が一カ所で味わえるので、自分の欲求に素直になって、おいしい肉と酒で夏を乗り切ってほしい」と来場を呼び掛け、「ブームで終わらせない何年も続くようなイベントにしていきたい」と意欲を見せる。

 開催時間は12時~22時。入場料は1日500円ほか。8月6日まで。

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