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東急ハンズ渋谷店、ハロウィーンの人気コスは「死に神」-ゾンビカフェも

大人向けコスチュームやメーク用品などをそろえるB2Cフロア

大人向けコスチュームやメーク用品などをそろえるB2Cフロア

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 秋の風物詩として年々盛り上がりを見せるハロウィーンが近づく中、東急ハンズ渋谷店(渋谷区宇田川町)でハロウィーン関連商品の動向を聞いた。

一番人気の「死に神」コスチューム

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 9月末から徐々にコーナーを展開している同店。規模が拡大してきていることから、今年は井の頭通りに面した入り口近くのB2Cフロア=大人向けのコスチューム、メーク用品、帽子などの小物、6Aフロア=子ども用のコスチュームや菓子、装飾品の2カ所で商品アピールを強化している。取扱商品数は948種類。利用客は10~20代の女性を中心で、次いで同年代の男性。菓子類は主婦層が目立つという。

 現在までの販売総数は、ジャック・オ・ランタンなどハロウィーンデザインのロリポップチョコレート、ジャック・オ・ランタンのバスケット(302円)、血の特殊メークができる血のりチューブ(以上各178円)、ジャック・オ・ランタン仕様のパッケージの「ビッグチロルWH(237円)、綿とクモのフィギュアの装飾用品(378円)と、小物類が上位を占める。

 例年に比べ種類を増量したというコスチュームは231種類をラインアップ。現在販売しているコスチュームの中で、一番人気は真っ黒なフード付きのローブと手袋の「死に神」で、左胸に囚人番号のワッペンが付いている「フォンデットスーツ(レディス)」(以上各4,212円)、「不思議の国のアリス」のアリスをモチーフにした「アリスドレス」(5,832円)が続く。

 「手軽だけど本格的な仮装」ができる特殊メーク商品として、東急ハンズ(新宿区)が舞台用化粧品メーカー三善(文京区)、ゾンビ集団「ゾンビーナ」とコラボして作ったオリジナルの「ゾンビメイクセット」(2,700円、メークレシピ付き)も販売。B2Cフロアでは、短時間で固まる特殊メーク用シリコン「3Dペースト」(4,104円)購入客を対象に、傷や耳などのパーツを作るサービス(一部有料)や、メーキャップアーティストによるつけまつげ体験(500円、31日のみ)なども行っている。

 7階「ハンズカフェ」には10月24日限定で「ゾンビカフェ」がオープン。ウインナーで指を表現した「ゾンビカレー」(800円、30食限定)やココアパウダーでゾンビやお化けをデザインするラテ(460円)などを提供する。18時~20時にはゾンビーナも来店予定。

 例年同様、「定番商品」が好調の同店。売り上げは現段階では前年と「ほぼ同じ」だというが、同店は例年「駆け込み需要が高い」ことから今週末が書き入れ時になりそうだ。同店販売促進担当の木村隆利さんは「大人から子どもまで楽しんでいただける商品や、本格的に変装したい方のみならず、手軽に変装するための小物も充実している」とアピールする。

 営業時間は10時~20時30分。今月31日まで。

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