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アッシュ・ペー・フランスのギャラリー「hpgrp」、南青山・骨董通りに移転

天井高が最大4.4メートルある新しい空間

天井高が最大4.4メートルある新しい空間

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 南青山・骨董(こっとう)通りの小原流会館(港区南青山5)地下1階に7月25日、ギャラリー「hpgrp GALLERY TOKYO」(TEL 03-3797-1507)が移転オープンした。経営はアッシュ・ペー・フランス(渋谷区神宮前6)。

移転後初の企画として個展を開いているRYOONOさん

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 2007年に同社のインテリアショップ「H.P.DECO」(神宮前5)に併設してオープンした同ギャラリー。2009年には同店から20メートルほど離れた場所に移転し営業を続けてきた。今回オープンした同館の同じフロアには、同社のメンズライフスタイルショップ「デコデボネア」、同社がディレクションする居酒屋「東京十月」が出店していることもあり、「ライフスタイルの中にアートを取り入れやすいのでは」(同社アートディレクター戸塚憲太郎さん)と移転を決めた。店舗面積は80平方メートル弱で、天井高は最大4.4メートル。

 移転オープン後初の展覧会として同ギャラリーでは現在、グラフィックアーティストRYOONO(リョウオノ)さんの個展を開いている。2000年からフリーランスとして活動し、ナイキやトミーヒルフィガー、マクドナルドなど企業やブランド、ショップなどの壁画やパッケージデザイン、テキスタイルデザインなどを手掛けている。

 植物など「生命を感じるものが好き」というリョウオノさんは「塊には興味がなかったが、動きや抑揚を付けて描きたいと思った」ことから、新作はタコノキの実を題材にした。会場には、素描17点(額装込、5万円または15万円)と画像データをレーザーでプリントする「ラムダプリント」の作品6点の計23点(同5万円~35万円)を展示・販売する。

 リョウオノさんは「商業ベースだとテーマや制約があるが個展は対極。その時々にやりたいことをやっている。単純に自分が美しいと思うものをきれいに描きたいと考えている」と話す。

 開催時間は12時~20時。入場無料。月曜・月末の日曜は定休。8月17日まで。

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