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南青山にオーガニックタオル専門店-今治の老舗メーカー初直営店

コンクリートやステンレスなど持続可能な素材を使った店内

コンクリートやステンレスなど持続可能な素材を使った店内

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 南青山・骨董(こっとう)通りにオーガニックコットンタオル専門店「IKEUCHI ORGANIC TOKYO STORE」(港区南青山6、TEL 03-6427-7870)がオープンして1カ月が過ぎた。経営はIKEUCHI ORGANIC(旧・池内タオル、愛媛県今治市)。

店内で洗濯・乾燥したタオルの風合いも試すことができる

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 昨年創業60年を迎えた同社は、60周年事業として企業理念を再構築。それに伴い、全商品がオーガニックのトータル・オーガニック・テキスタイルメーカーとして社名を変更。同社の「環境配慮やオーガニックにこだわる考え方」などをアピールするため、同店を出店した。

 当初は恵比寿や自由が丘などでも検討したが同物件が見つかり、「トレンドに敏感」であり、同社の考え方に「興味を持つ層が多いのでは」と判断し、同所に決めた。本社工場には「ファクトリーストア」を併設しているが、本格的な直営店は初めてとなる。

 店舗面積は30坪。ストアコンセプトやロゴなど全てのアートディレクションは、ディーアンドデパートメント(世田谷区)会長のナガオカケンメイさんに依頼。内装には、レンガやコンクリート、ステンレス、木など持続可能な素材を使った。シンクコーナーには、店内で洗濯・乾燥したタオルを置き、洗濯後の風合いを試すことができるようにした。

 同店では17商品をラインアップ。その年のコットンのみで作る年号入りの「COTTON NOUVEAU 2014」(フェースタオル2,700円、バスタオル6,480円)や、バスタオルで170グラムと軽さが特徴の「ORGANIC AIR」(同1,620円、同4,536円)など。

 オープン後は20代から年配者まで幅広く来店があり、男女比は4対6程度。同社広報担当の山鬼(やまき)育子さんは「タオルの奥深さや手入れ、選び方などもご案内していきたい」と意欲を見せる。ベッドリネンなどタオル以外のアイテムも生産していることから、「オーガニックが当たり前に生活の中に存在することを、テキスタイルを通じて伝えていければ」とも。

 営業時間は11時~19時30分。

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