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「東京デザイナーズウィーク」概要発表-10日間開催、アジアアワード新設

写真は昨年の「伊藤若冲 感性インスパイア作品展」の様子

写真は昨年の「伊藤若冲 感性インスパイア作品展」の様子

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 明治神宮外苑を中心に今秋開催されるデザイン・アートイベント「TOKYO DESIGNERS WEEK(東京デザイナーズウィーク、以下TDW)2013」の概要が発表された。主催はNPO法人「デザインアソシエーション」(港区南青山1)。

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 ニューヨークで開催されていた「デザイナーズサタデー」東京版(1986年~1996年)が前身。1997年に現在の「東京デザイナーズウィーク」に名称変更。2005年から明明治神宮外苑絵画館前に中央会場を設け、周辺のインテリアを中心としたショップとともに、建築・プロダクト・グラフィック・メディアアートなどを紹介している。昨年は10万1790人が来場した。

 今年の開催期間は過去最長となる10日間で、「DESIGN fes」「ART fes」「MUSIC fes」のフェス3本柱で企画を展開。今年は12万人の来場を想定する。

 今年の象徴コンテンツとして「ASIA AWARDS」を設立。日本やイスラエル、トルコ、インド、中国、韓国、シンガポール、タイ、フィリピンなどアジア12カ国のクリエーターが参加し、「プロ展」、30歳以下のクリエーターを対象にした「ヤングクリエーター展」、大学院・大学・専門学生を対象とした「学校作品展」を展開する。

 新コンテンツとしては、作品のラフスケッチと完成形を展示する「ラフ展」、MITメディアラボ石井裕副所長のトークセッションや、脳科学者・茂木健一郎さん、チームラボ(文京区)猪子寿之社長、建築家・隈研吾さんらをゲストに招いたトークセッションを行う「MITメディアラボ特別フォーラム」、札幌の映像クリエーターによる空間演出、土屋アンナさんやインストユニット「→Pia-no-jaC←」などのライブ、道産食材を使った料理提供などを展開するジャズフェスティバル「SAPPORO CITY JAZZ in TOKYO」などもラインアップ。

 今年が日本とスペインの交流400周年にあたることを記念した、スペインのデザインと食が一つになった展覧会「タパス:Spanish Deign for Food」も開き、スペイン人デザイナー、ハイメ・アジョンさんなど、デザイナー・建築家・アーティスト・企業が出展を予定する。

 そのほか、企業やアーティストが貨物コンテナを使って空間インスタレーションを展開する「コンテナ展」、ミラノのデザインウェブサイト「designboom」と連携した海外デザイナーのアイテム即売「designboom mart」、現代アーティスト180組が作品を展示・販売する「TWD ART FAIR」、1スライド20秒×20枚=6分40秒のプレゼンテーションイベント「PechaKuchaNight」TDW特別版など、既存の企画も繰り広げる。

 開催期間は10月26日~11月4日。開催時間は11時~21時。当日チケットは、大人=2,500円、大学・専門学生=1,500円、高校生=1,000円、中学生=500円ほか(コンテンツにより別途参加料が必要)。

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