シダックスがスポーツ&カルチャー事業-渋谷電力館跡の施設で新事業

旧渋谷電力館を借り受けた「シダックス・カルチャービレッジ」の外観

旧渋谷電力館を借り受けた「シダックス・カルチャービレッジ」の外観

  • 0

  •  

 シダックス(渋谷区神南1)が5月29日、旧渋谷電力館を借り受けた「シダックス・カルチャービレッジ」(同)でスポーツ&カルチャー事業に関する会見を開いた。

会見の登壇者。(左から)吉田秀彦さん、田中理恵選手、村田諒太選手、森雪之丞さん、志太勤一会長兼社長

[広告]

 4月1日、カルチャースクールとフィットネスを融合した「新しい学びの場」として「カルチャーワークス」をオープンした同社。「運動」「心」の分野の事業要領を充実させ、各事業を「有機的・効果的に相互的につなげる」ことで「健康を創造するサービス」を提供し「健康共育企業」を目指すという。

 会見には、志太勤一会長兼社長、カルチャーワークスの総合プロデューサーで作詞家・詩人の森雪之丞さん、アドバイザリー会員に就任した体操の田中理恵さん、ボクシングの村田諒太さん、今後カルチャーワークスと取り組みを予定している柔道家の吉田秀彦さんらが登壇し、デモンストレーションなどを行った。

 シダックス・カルチャービレッジは、東京電力のPR施設として使われていた「旧渋谷電力館」を同社が借り受けて展開するもの。賃借期間は昨年12月から15年間で、賃借料は年間3億円。延べ床面積は1階~8階合わせて5067.23平方メートル。フロア構成は、2階=「カルチャーワークス」のカルチャー部門、3階~5階=同スポーツ部門、6階=3つの研究施設、7階=事務所、8階=ホール。

 2階にはカルチャールーム3室を用意。ビジネススキルやアート、朝活、語学、クラフトなど10ジャンルの講座を開いている。現在は、雑誌「Hanako」(マガジンハウス)とのコラボ講座やデジタル一眼レフカメラ入門講座、コミュニケーション講座などを開講中。体験会や一日講座など非会員でも利用できる講座もある。

 ロッカールーム・シャワールームなどを備える3階には治療院を併設。4階はトレーニングジムとして、70~80種ほどのトレーニングマシンを用意。5階には3つのスタジオを備え、ヨガやエアロビクスエクササイズ、ダンス、格闘技系などのプログラムを提供する。

 会員登録手数料(入会費)は6,300円。カルチャー部門では講座ごとに別途受講料・教材費などがかかる。スポーツ部門では会員の種類により別途月会費が必要になる。

 オープン後は、スポーツ部門・カルチャー部門共に30~40代を中心に利用。スポーツ部門は男性が、カルチャー部門は女性が、それぞれ多いという。

 営業時間は、スポーツ部門=7時~23時(土曜は9時~22時、日曜・祝日は9時~20時)、カルチャー部門=7時30分~21時(土曜・日曜は10時~19時)。スポーツ部門のみ木曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース