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ロイヤルホスト、表参道のカレー専門店をリブランド-カフェ寄りに

「カフェのようにくつろげる空間」を目指した店内

「カフェのようにくつろげる空間」を目指した店内

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 表参道のカレー専門店「カレー家族」(渋谷区神宮前4、TEL 03-3497-0170)が11月9日、「スパイスプラス」にリブランドした。

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 カレー家族は今年7月、ロイヤルホスト(世田谷区)が新たに立ち上げた「野菜おかずと洋食カレー」専門店。同時に、新業態のパイロット店として店舗内外のハード面やメニュー構成など、さまざまな視点でテストと検証を実施してきた。その結果、「野菜」の部分を強化するとともに、より「カフェ寄り」に変更し「街中のオアシス的な位置付けを目指す」ためリニューアルした。

 出店するのはロイヤルグループが展開する「アペティートカフェ表参道店」内。店舗面積は187.2平方メートル。席数は、テラス37席、店内70席の計107席を用意。店内は木目を基調に仕上げ、椅子や大テーブルの目仕切りなどの空間改善を行い、「カフェのようにくつろげる空間」を目指した。

 同店のコンセプトは「もっと野菜をCURRY&CAFE」。カレーは、ロイヤルホストでも昭和40年代から提供している「ビーフジャワカレー」や18種類のスパイスを使ったビーフカレー「カルミールカレー」など6種(各S=850円、R・M=880円)と週替わりカレー(同=950円、同=980円)を用意。全てのカレーに、「サブジ(=野菜とスパイスを炒め、煮だしたインドの料理)」やフルーツなどの「サブジバー」(お代わり自由)が付く。そのほか、アジア料理「チキンフォー」(880円)や「海南鶏飯(ハイナンチキンライス)」(980円)もラインアップした。

 モーニング(11時30分まで)には、サブジ2種類を添えて提供する「モーニングカレー」(580円)などを、ランチ(10時30分~16時)には好きなカレー1種にサブジバー、ドリンクが付くセット(890円~)などを、それぞれ提供。客単価は850円。引き続きアペティートカフェのパンも販売する。

 オープン後は30~40代を中心に来店があり、男女比は3対7程度で女性客の方が多いという。同社取締役企画開発本部長の佐々木徳久さんは「あらためて街の中のくつろげる店として、おいしい料理とたっぷりの野菜、落ち着いた場所を提供しいきたい。『もっと野菜を』とうテーマで、生活の中の課題解決を行えるような店でありたい」と話す。同社は年内に2号店として新たな店舗を出店し、2014年末までに18店舗体制を目指す。

 営業時間は8時~22時30分。

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