南青山に伊ダウンブランド「デュベティカ」世界初の旗艦店

ファサードにはパネルを設置しブランドの世界観を表現する「duvetica aoyama store tokyo」の外観

ファサードにはパネルを設置しブランドの世界観を表現する「duvetica aoyama store tokyo」の外観

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 南青山・スパイラル近くに10月2日、イタリア発ダウンブランド「DUVETICA(デュベティカ)」の世界初となる旗艦店「duvetica aoyama store tokyo」(港区南青山5、TEL 03-6427-3311)がオープンした。経営はエフイーエヌ(港区)。

カラーバリエーションは20色以上

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 2002年、伊ベニスで誕生したダウン専門ブランド。ブランド名はフランス語で「ダウン」を意味する「DUVET」とイタリア語で「倫理・道徳」を意味する「ETICA」を組み合わせた造語。カラーバリエーションは20色以上で、商品には、仏ペリゴールを中心とした南仏地方で「フォアグラ用」に飼育されているというグレイグース(がちょう)のダウンを使用している。

 エフイーエヌは2002年、伊「duvetica industrie s.p.a.」社と日本での総代理店契約を締結。2003年から「世界に先駆け」国内のセレクトショップや百貨店などで商品を展開してきた。今回、「最も品質に厳しい目を持ち、高いファッション性を併せ持っている」として、世界初の旗艦店を日本に出店。青山エリアについて、同社プレス担当の斎藤夏芽さんは「ファッション感度が最も高いエリア。ファッションに特化したダウンブランドとしてのイメージを、国内のみならず世界に大きく発信できると考えた」と話す。

 店舗面積は約45坪。ファサードには24枚のパネルを組み合わせたマルチモニターを設置し、「ブランドの世界観を表した」映像を上映。イタリアの職人を呼び寄せ仕上げた店内は、床に人工大理石・テラゾーを、壁にはイタリアの石膏(せっこう)を使い、随所にラピスラズリをちりばめた。店内3カ所にタッチパネル式のスクリーンを設置し、着用イメージや商品詳細を紹介する。

 展開商品は、メンズ33型、レディス26型。ダイヤキルトステッチで袖やすそにシャーリングゴムを施したセミロング丈の「アッカ」(9万1,350円)や縦キルトステッチでジッパーや裏地などに異なる色を使う「トラシオ」(6万9,300円)などを扱う。全体に「タイトめ」のシルエットに仕上げているほか、ファーはフォックス2種、ラクーン2種の計4種を用意。異なる形のファーも付け替えて使用することができるという。中心価格帯は、メンズ=6万円~10万円、レディス=7万円~10万円。

 「タッチスクリーンなどを備えた店なので、ご来店いただいた方に楽しんでいただける店にしたい」と斎藤さん。初年度売り上げ目標は1億5,000万円。

 営業時間は11時~20時。

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