代官山で複合エコイベント-「トウモロコシ繊維」エコバッグも

オリジナルエコバッグ(写真、上段は折り畳んだ状態)は5色展開、各630円。環境に配慮し東レの新素材を使用

オリジナルエコバッグ(写真、上段は折り畳んだ状態)は5色展開、各630円。環境に配慮し東レの新素材を使用

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 代官山エリア一帯のショップや飲食店で11月23日、過度な包装を控えるなどしてエコ活動を呼びかける複合イベント「代官山エコモーション」が始まった。

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 今回で3回目を迎える同イベントは、地域の企業や店舗などが集まり、エコを推進する複合企画。代官山エリアの情報ポータル「代官山ホームページ」を運営する地元企業のアスピ(渋谷区猿楽町)が中心となり、昨年、一昨年はヤマハ発動機電動製スクーターの無料試乗企画を盛り込むなど「エコとモビリティー」を訴求してきたが、今年はテーマを「エコ」に1本化。「代官山をエコタウン、クリエーティブタウンとして盛り上げていきたい」(アスピ)としている。

企画には、9月にオープンしたばかりの「デロンギーズ トーキョー」などの新店も含む全57店舗が参加。イベントの核となるのは、代官山エリアに雑貨セレクトやトートバッグ専門店など3店舗を展開するスーパープランニング(静岡県浜松市)が手がけるポケット付きショッピングバッグとコラボしたエコバッグ。東レが開発したトウモロコシから作られる新繊維「エコディア」で作ったオリジナルで、限定3,000枚。各参加店で全5色、各色(1枚)=630円で販売する。

 今年は開催期間がクリスマスシーズンと重なったことから、クリスマス商戦で過剰になりがちの「ラッピング」でも各店が工夫。簡易包装を心がけ、一定の購入客にはエコバッグを進呈する試みも。周辺の飲食店ではテークアウトの際、食器持参者に割引サービスや、割りばし使用を止めるなどの企画を打ち出した。

 会期中は、代官山エリアのマップやエコ情報などを掲載した公式パンフレットを各所で配布するほか、公式サイトでもエコ活動への参加を呼びかけている。12月25日まで。

代官山エコモーション’07代官山で電動スクーター試乗体験などの複合エコ企画(シブヤ経済新聞)

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