ロンドン在住気鋭リメーク・デザイナーが原宿に期間限定店

ラフォーレ原宿エントランス前に登場した「Reem」限定ショップ。ビンテージで作られた一点物の商品が並ぶ

ラフォーレ原宿エントランス前に登場した「Reem」限定ショップ。ビンテージで作られた一点物の商品が並ぶ

  • 0

  •  

 ラフォーレ原宿(渋谷区神宮前1、TEL 03-3475-0411)正面エントランス前に11月5日、ロンドン在住のリメーク・ファッションデザイナー、Reem Alasadi(リーム・アラサディ)さんが手がける「Reem」の期間限定ショップが登場した。

[広告]

 テント内に特設された限定ショップには、ニットやレザー、ファーなどさまざまなビンテージ素材を自在に使い「再構築」された商品が所狭しと並ぶ。ラックにかかった「一点物」のコレクションは、リームさん独特の感性によってときにデコラティブ(装飾的)に、ときにシックに生まれ変わり、店内では商品を手に熱心に見入る客も少なくない。

 リームさんはロンドンのノッティングヒル地区で開かれる「ポートベロー・マーケット」に13年前から自身の店を出店している。10代のころからファッションデザインに興味を持ち始め、数年後には店を出店、ロンドンのファッション関係者らの間でも瞬く間に話題となった。毎年恒例になったラフォーレ原宿前での出店でも、初日には顧客が駆け付けるほどの人気ぶり。店開きとなった同5日には同館6階ラフォーレミュージアムでファッションショーを開き、作品をアピールした。

 今季のテーマは、往年の映画俳優チャーリーチャップリン。スカートのすそをふくらませ背中が大胆に開いたドレスも、リメークに使ったテーラードの布やミリタリーアイテムの一部で男装を思わせる優雅な作品に仕上がった。コレクションはほかに、レザーグローブで作られたジェケットやボウタイ付きのワンピース、襟をあしらったケープなど。メンズ商品も、Tシャツやニット、コートなど豊富なバリエーションを取りそろえた。価格は、ブラウス=20,000円~、ワンピース=25,000円~、ニット=35,000円~、コート=60,000円~ほか。

 会期中は、リームさん自らが店頭に立つことも。営業時間は11時~20時。12月9日まで。

ラフォーレ原宿ロンドン在住デザイナーがファッションショー(シブヤ経済新聞)

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース