東京の「匠(たくみ)の技」に焦点を当てる展覧会「何が生まれる?展」が3月6日~8日、表参道ヒルズ(渋谷区神宮前4)本館地下3階「スペース オー」で開催される。
東京都が展開する「江戸東京きらりプロジェクト」の一環。同プロジェクトは、東京の伝統的な工芸や匠(たくみ)の技、食文化などを新たな提案を交えながら価値や魅力として国内外に発信し、未来に継承することを目的にしている。
初開催となる同展のキャッチコピーは「技、きらり。」。プロジェクトに参画する43事業者の技術を、「削る」「染める」「組む」「描く」「育む」の5つのカテゴリーに分けて紹介する。
展示エリアでは、透明と黒のガラスを使い「玉市松」模様に仕上げた江戸切子のグラス「UROCO 玉市松 オールド」(大本硝子)などの工芸品や、工芸品などのモノが作られる前の原材料、モノを作るための道具、過程で出る廃材などが並ぶ予定。物販コーナーなども展開する。
会期中にはワークショップを開催。扇子への絵付け(4,000円)、江戸時代に化粧で使われていたという「赤」「白」「黒」のうち、赤色の「紅」を使ったメーク体験(無料)、草木染などの絹糸でストラップやブレスレットを作る組みひも体験(4,950円)、実際に使われている道具を使って綿入れからとじまでの工程を体験する座布団作り(7,000円)、木の部材を組み合わせる麻ノ葉コースター作り(3,300円)など。参加希望者には、開始90分前(初回は開場時)から場内で整理券を配布する。
工芸士による葛飾北斎「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」の刷り、異なる色・柄の印傳革を組み合わせる「パッチワーク印傳」の張り込み工程など、職人が来場者の前で技を披露するブースも設ける。製造技術が一度途絶えながらも復活した和紙工芸「金唐紙」は、基礎解説や京唐紙・江戸唐紙との違い、復活した背景などを交えながら制作工程を紹介する。
開催時間は11時~19時。入場無料。