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広尾・チェコセンターで企画展「チェコの旅行家たちの目に映った近代日本」

ナープルステク博物館が所蔵する写真を中心に展示する。写真は「炉端に坐る白老の村長」(1923年 J・V・ダネシュ)

ナープルステク博物館が所蔵する写真を中心に展示する。写真は「炉端に坐る白老の村長」(1923年 J・V・ダネシュ)

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 広尾のチェコ共和国大使館(渋谷区広尾2)内の文化センター「チェコセンター東京」で2月6日、企画展「チェコの旅行家たちの目に映った近代日本」が始まる。

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 チェコセンターは世界各地でチェコ文化の普及を行っているチェコ外務省の外郭団体。「チェコセンター東京」は2006(平成18)年にアジアで最初のチェコセンターとしてオープン以降、絵画、写真、ガラス工芸、デザインなどの作品の展示、映画上映会、文学、音楽、経済などのイベントを通してチェコ文化を紹介している。

 19世紀末から20世紀初頭にかけて日本を訪れたチェコの旅行家たちが「見た」日本を写真などで紹介する同展。ヨゼフ・コジェンスキー、ジョエ・ホロウハ、バルボラ・マルケータ・エリアーショーヴァーらの旅行家は祖国に戻って日本を紹介する際、記事や本などに加えて自身が撮影した写真や複製写真などの画像を用いたという。会場では、ナープルステク博物館が所蔵する写真を中心に、当時の絵はがき(複製含む)120点弱を展示する。

 東京・奈良・京都・大阪、北海道など各地で、アイヌ民族を含む人や風景、生活文化、神社仏閣などを撮った写真や、東京や横浜で撮影された、今年発災100年を迎える関東大震災の様子を収めた写真も並ぶ。

 開催時間は10時~19時(2月17日は17時まで)。土曜・日曜・祝日休館。入場無料。3月9日にはキュレーターによるギャラリートーク(日本語)も予定する。3月20日まで。

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