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北青山にインポートシューズ店「トレーディングポスト」 キラー通りから移転

ガラス張りの店舗外観(撮影:ナカサ&パートナーズ河野政人、設計:乃村工藝社越膳博明)

ガラス張りの店舗外観(撮影:ナカサ&パートナーズ河野政人、設計:乃村工藝社越膳博明)

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 インポートシューズのセレクトショップ「トレーディングポスト青山本店」(港区北青山3、TEL 03-5474-8725)が7月、移転オープンした。経営はプレステージシューズ(中央区)。

赤と黒を基調にした2階

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 2003(平成15)年、青山キラー通り沿いにオープンした同店。パターンオーダー会などのイベントが増えてきたのを機に、ブランドの世界観なども表現できる店を目指し、数年前から青山エリアで移転先を探していたという。

 初の2フロア構成となる同店の売り場面積は約30坪。店舗は、取り扱う革靴をワインに見立て、「シューセラー」をイメージしデザイン。店内の壁面はレンガとコンクリートを組み合わせ、1階のレジ付近にはバーカウンターのような空間を設置。2階は赤と黒を基調に「モダン・エレガント」に仕上げた。商品の「見え方を変えられるのでは」と各フロア異なる雰囲気にした。

 「進化するクラシック」をコンセプトに革靴をメインに扱う。同店では、映画「007」のジェームズ・ボンドが着用(商品提供)していることでも知られる1879年創業イギリスの「Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)」、オーダーメードのシューズを作る工房から誕生したスペインの「CARMINA(カルミーナ)」、撥水(はっすい)加工を施したレザーや「追求した」履き心地などが特徴の自社ブランド「TRADING POST(トレーディングポスト)」など15ブランドをそろえる。構成比率はメンズ8割、レディス2割。客層は30~50代のビジネスマンが中心というが、ジーンズなどカジュアルに合わせる人も増えている。

 移転後は、店の存在は知っていたが入ったことが無かったという新規客が「意外と多い」という。男性客が約8割だが、夫婦やカップルなど男女での来店もあるという。今後は靴だけでなくかばんなど革物に関するイベントも開催していきたい考え。

 田中茂雄店長は「トレーディングポストは、『物々交換』の意味。靴だけでなくさまざまな情報交換を(お客さんと)していきたい。『進化するクラシック』を店舗からも感じていただけたら」と話す。

 営業時間は11時30分~20時。

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