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サンロッカーズ渋谷U15、福岡に大勝 大会は1勝1敗で予選敗退

持ち味の「スピードと得点力」を生かして速いドリブルからのレイアップや3Pなどで19点をマークした柳澤舜選手(写真奥)

持ち味の「スピードと得点力」を生かして速いドリブルからのレイアップや3Pなどで19点をマークした柳澤舜選手(写真奥)

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 Bリーグ「サンロッカーズ渋谷U15(以下、SR渋谷)」が8月15日、ライジングゼファーフクオカU15(同、福岡)と対戦した。

第1クオーターに14得点を挙げた久保裕二郎選手

 34チームが参戦するBリーグの公式大会「B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2018」の予選リーグ2戦目。SR渋谷初の公式試合となった初戦はファイヤーボンズU15に44対52で敗戦し、黒星スタートとなった。

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 福岡相手に平均身長などでアドバンテージのあったSR渋谷。初戦終了後、福岡対福島(32対109)の試合を観戦した選手たちは、試合間の時間が空いたこともあり「ふわふわしたところがあった」ことから、「どんな相手でも自分たちのやるべきことは変わらない」(木村一明ヘッドコーチ(HC))と気持ちを引き締めて試合に入った。

 ティップオフ直後ボールをキープしたSR渋谷は前線にロングパスを出し、田島楓選手のゴール下のシュートで先制するとオールコートでディフェンス(DF)し、高橋昌也選手が連続でスチール(攻撃中の相手からボールを奪うプレー)から得点を挙げた。「積極的に(得点を)取りに行った」という久保裕二郎選手は184センチという両チーム最長の長身を生かし、リバウンドからのゴール下やレイアップなどで14得点を量産。第1クオーター(Q)で43対0と大量のリードを奪った。第2Qには中学1年・2年のメンバーが出場。小泉広翔(ひろと)選手、南澤空(えあ)選手の中1コンビが得点を引っ張り、19点を加点した。

 後半はさらに新しいメンバーを送り出した木村HCは「やることは同じだよ」と発破を掛け、DFからプレッシャーを掛けていった。その声に応えるかのように柳澤舜選手がブロックショット(シュートブロック)を見せたり、スチールからレイアップを決めたりと躍動。80対20とリードを広げて迎えた最終Q。鬼澤伸太朗選手を中心に得点を重ねつつ、福岡を7点に抑える好守も見せ108対27で大勝した。

 柳沢選手は持ち味の「スピードと得点力」を生かしチーム最多となる19得点をマークしたが、「ドリブルのスピードが追い付いていなかったので、ハンドリングとかを練習したい」と振り返る。第2Qから出場した南沢選手は「得意なDFで相手を止めたいと思っていた。声が出ていなかったので、もっと出せたら良かった」と話した。

 木村HCは「ポゼッションごとにDFもオフェンスもしっかりしようという話をした。(中学)3年生が下級生やU12の子たちが見ている中で背中は見せられたのでは」と評価。3年生である久保選手は「チームDFが良かった」と振り返りつつ、「チームでは身長が高い方だが全体を見るとまだまだ。ロングやミドルレンジのシュートをもっと練習したい」と意欲を見せた。

 同大会は出場34チームを11グループに分け総当たり戦の予選リーグを行い、各組を勝ち抜いた12チームが決勝トーナメントに進出する。SR渋谷は1勝1敗でグループ2位となり予選敗退が決まったが、16日に「青森ワッツU15」「U15島根スサノオマジック」との交流戦2試合を予定している。

 木村HCは予選敗退に「悔しいというのが一番」とこぼしたが、「相手がどんなチームであろうと『決めていたことは揺るぎなくやろう』と話してきたので、やるべきことはできたのでは。ただ、福島との試合では経験の差を痛感した。そういった意味ではSR渋谷にとっては有意義な大会になった」と手応えを感じさせた。課題として「チームでの徹底」と挙げ、「5人でやっているので1人でも緩みがでると、そこからほころびが出てしまう。強いチームは見逃さずに攻めてくる。チームコンセプトでもある『チーム一丸』をより引き締めていきたい」と話した。