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表参道にスイーツカフェ「木と水と土と」-和歌山産素材使ったメニュー

店舗外観

店舗外観

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 表参道に7月、スイーツカフェ「木と水と土と-KISHU-NO-MEGUMI-」(渋谷区神宮前4、TEL 03-3475-0555)がオープンした。経営は、一般・産業廃棄物の処理などを手掛けるメイコウホールディングス(和歌山県海南市)。

「大人がくつろげる空間」を目指した店内

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 かんきつ類を中心に、和歌山県産の素材を使ったスイーツを提供する同店。同県に本社を構える同社が「地域振興にも一役買いたい」という思いから、アンテナショップの意味も込めて出店。同県の地域振興指定事業にも認定されている。店名は、世界遺産の熊野古道(紀伊山地の霊場と参詣道)や紀の川など「自然資源豊富な」和歌山を表現した。

 店舗面積は23坪。席数は38席(うちテラス8席)。店舗床にはモルタルを使い「ムクな質感」を表現し、壁は木目を基調に仕上げた。店内はソファに使うファブリックなどで「優しい雰囲気」を演出したほか、ビッグテーブルから木が生えたデザインの照明を配置。店内奥に観賞用の庭を造るなど「大人がくつろげる空間」を目指した。

 メニューは、「あら川のモモ」を使ったパンケーキ(1,274円)や、「ネーブルオレンジとマスカルポーネのムース」(594円)、紀州備長炭で焙煎(ばいせん)したコーヒー(540円)、県産素材を使ったスイーツの「アフタヌーンティーセット」(1,598円~1,782円)など。9月までの限定メニューとして、紀州南高梅や紀州ミカンなどをシロップに使うかき氷(950円)もそろえる。現在の客単価は、スイーツとドリンクの利用が中心で1,500円前後。

 オープン後は20代後半~50代を中心に来店があり、男女比は4対6。同店のプロデュースを手掛けたフォーマティック(大阪市中央区)の山本和弥社長は「紀州の季節の素材をアレンジし東京の暮らしにフィットさせたスイーツを発信することで、紀州の地を知っていただくきっかけになれば」と話す。

 営業時間は9時~21時。

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