東北地方太平洋沖地震-渋谷の街も大きく混乱、専門店なども軒並み閉店

ビルなどを飛び出した人であふれ返るハチ公前広場

ビルなどを飛び出した人であふれ返るハチ公前広場

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 3月11日14時46分頃に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で、都心部でも大きな混乱が続いている。

電車が止まったことを受けて混み合うバス乗り場

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 渋谷の多くの専門店・飲食店や一部商業施設は地震とともに一時休業。ビル内で働く人も街中にあふれ、流れは自然と駅前のハチ公前広場に向かたったため同広場も人でごった返した。

 渋谷に乗り入れるJR、私鉄、東京メトロも運転を見合わせ、渋谷駅到着間近だった山手線や東急東横線の列車も線路上で緊急停車したままに。地震後も運行されている都バス・東急バス・京王バス・小田急バスなどのバス停には長蛇の列ができた。

 遅めのランチ客でにぎわっていた渋谷のカフェ「RESPEKT(リスペクト)」(渋谷区渋谷1)では、揺れの強まりとともに利用客が一斉に店外の道路に避難し、その後、休業を決めたほか、スケートボードやBIKE、ストリートウエアなどを扱うセレクトショップ「ストーミー 渋谷店」(神南1)も窓ガラスが割れるなどの被害も出ている。

 そのほか、「タワーレコード渋谷店」は16時30分に、「SHIBUYA TSUTAYA」は地震発生後約1時間後に、「渋谷パルコ」は18時ごろ、「西武渋谷店」は建物への被害はないが、16時から順次営業を終了。「東急百貨店本店」は通常通り営業を続けるほか、「東横店」はレストランが21時で閉店するほかは通常通り営業する。「SHIBUYA109」は館内に来店客が残っているため、状況を見ながら順次閉店を予定している。

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