老舗パン「ドンク」、青山の新商業施設「Ao」にカフェ併設旗艦店

木目を基調に落ち着いたトーンに統一した店内(イメージ)。店のコンセプトを「次世代のドンク」

木目を基調に落ち着いたトーンに統一した店内(イメージ)。店のコンセプトを「次世代のドンク」

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 老舗パン店「ドンク」(本社=神戸市)は3月26日、青山通り沿いに同日開業する商業施設「Ao(アオ)」(港区北青山3)1階にカフェ・ブラッスリーを併設する新店「ドンク青山店」(TEL 03-5766-9106)をオープンする。

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 1905年神戸で開業した「藤井パン」が前身のドンクは、戦後国内で初めて本格的なフランスパンを製造・販売。青山通りから1本入った路面に1966(昭和41)年に開いた都内1号店は、フランスパンブームの火付け役に。同店は2006年に閉店していた。

 ドンクブランドの旗艦店に位置付ける新店舗は、「NEXT DONQ 次世代のドンク」をコンセプトに、新たなベーカリースタイルを提案。ベーカリーでは、青山店限定の新商品も提供する。

 店舗は、ダークブラウンの木目を基調に落ち着いた空間を演出。全36席を設けるカフェ・ブラッスリーのコンセプトは「Bon pain, Bon vin, Bon fromage(よいパン、よいワイン、よいチーズ)」。ランチでは、カットしたパンにチーズや野菜、肉などをのせたオープンサンド「タルテイーヌ」5種類の中から好みの2品を選べる「タルティーヌプレート」(ドリンク付き、1,050円)を提供。ディナーは、選べる季節の「おすすめ」フロマージュ2種類やパンをセットにした「アペリティフドンク」(1,260円)を提供する。

 「オーセンティック」をコンセプトに「革新的」な技術を取り入れたオリジナルのパンを提供するベーカリーは、仕込みや焼き上げなどすべての工程を行うスクラッチ製法を採用。店舗限定で、フランスの認定基準をクリアした証明「AB」マークを取得したビオ小麦を使うバゲット(315円)をはじめ、南フランス・モンペリエ近郊の街「ロデヴ」の名を冠した、ハチの巣状の内層・気泡が特徴の「パン・ド・ドデヴ」(630円)などを販売する。

 営業時間は8時~23時(土曜・日曜・祝日は21時まで)。

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