青山ブックセンターで落語イベント-「本屋で落語」第2弾

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 青山ブックセンター本店(渋谷区神宮前5、TEL 03-5485-5511)カルチャーサロン青山で6月3日、落語家・桂文我(ぶんが)さんらによる落語イベントが行われる。文我さんは「『本屋で落語』江戸の粋(いき)上方の粋(すい)」と題し4月にも同サロンでイベントを開いており、今回が同落語シリーズの第2弾となる。

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 出演者は文我さんと、古典落語の「中堅」として評価も高い桂平治(へいじ)さん。両者はそれぞれ、上方落語家の代表(=文我さん)、江戸落語家の代表(=平治さん)として登場し、上方と江戸の違いを楽しんでもらおうという試み。

 当日は、翻訳家で法政大学教授の金原瑞人さんが進行役を務め、13時~、16時~(途中15時から1時間の休憩あり)の2部にわたり公演を行う。テーマは「武士と町人」で、武家が中心だった江戸と商家が中心だった上方の掛け合いを両者がコミカルに演じる。通し券は、前売り=4,500円、当日=5,500円(各部は前売りで2,500円、前売り券の受け取りは前日まで)。

 同イベントの上方代表としてレギュラー出演する文我さんは、1960年三重県生まれ。二代目桂枝雀さんに入門し、1995年に「文我」を襲名した。年間約300回の落語の高座を務めるほか、各地で独演会などを開催、古典研究や復活上演にも熱心で、子供向けの落語会なども精力的に開催している。

桂文我の「本屋で落語」(青山ブックセンター)

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