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代々木体育館で「Bリーグ」オールスターゲーム アルバルク東京3選手も出場

前日の会見で宣言したダンクシュートを決めたアルバルク東京・田中大貴選手

前日の会見で宣言したダンクシュートを決めたアルバルク東京・田中大貴選手

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 国立代々木競技場第一体育館(渋谷区神南2)で1月15日、男子プロバスケットボール「Bリーグ」のオールスターゲーム「B.LEAGUE ALLSTAR GAME 2017」が開催された。

ダンクコンテストで優勝した「サンロッカーズ渋谷」アイラ・ブラウン選手

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 ナショナルリーグ(NBL)と日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)が統合して昨年9月に開幕した「Bリーグ」初のオールスターゲームとなった今回。Bリーグが推薦する選手10人とファン投票で選ばれた12人(日本人8人、外国人4人)、SNS投票で選ばれた2人の24人が、アルバルク東京(A東京)伊藤拓摩ヘッドコーチ(HC)率いる「B.WHITE」と、栃木ブレックス(栃木)トーマス・ウィスマンHC率いる「B.BLACK」に分かれて対戦した。

 渋谷をホームタウンにするA東京からは3選手が「B.WHITE」として出場。ファン投票1位で選ばれた元NBAのディアンテ・ギャレット選手はスターティングで出場すると、連続で得点を挙げるなど積極的にゴールにアタック。1対1でのドリブルテクニックや股下を通すパスなどMVP候補に挙がる多彩なプレーを見せた。「オープンなスペースもあったのでアグレッシブにプレーしようと思った。普段のゲームよりもストレスなくフリーにプレーできた」と楽しんだようだった。

 「たくさんの方の前でプレーできてうれしかった」と話した竹内譲次選手は、2メートル超の身長を生かしたゴール下のシュートやリバウンドなどに絡み、田中大貴選手は3ポイント(P)シュートやリバウンドなど積極的にプレー。前日の記者会見でも宣言していたダンクシュートも決め、「1本だけだったが、決められないより良かった」とほっとした様子を見せた。ファンらによるSNS投票で出場が決まった田中選手は「選んでくれた方々に感謝。開幕戦以上の雰囲気の中でプレーできた」と喜びを表現。今月18日に再開するリーグ戦に向け「まだ完全なチームではないと思うので、優勝するために一つずつ成長していきたい」と意欲を見せた。

 試合の間に行われた「ダンクコンテスト」には、渋谷区を拠点にする「サンロッカーズ渋谷」のアイラ・ブラウン選手が出場。6人が参加した予選では、かつてのチームメートである竹内選手のアシストで決めたダンクが49点(50点満点中)をマーク。ジャスティン・バーレル選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)との一騎打ちとなった決勝では、高くバウンドさせたボールを片手でたたき込んでブラウン選手が優勝(賞金10万円)。「非常にいい戦いだった。最後に勝ててうれしい」と喜んだ。週2回のトレーニングに加え「日本食がパワーの源」とも。

 この日、MVP(賞金30万円)に選ばれたのはB.BLACKとして出場した千葉ジェッツの富樫勇樹選手。16得点にリバウンド5本、アシスト6本と活躍したほか、身長167センチながらバーレル選手に持ち上げられるかたちでダンクシュートを決め、会場を沸かせた。「オールスターということで派手なプレーもしたかった」と言い、人生初のダンクシュートは「気持ち良かった」と興奮ぎみに話した。

 同ゲームのチケットは発売2時間ほどで完売したといい、会場には9567人が詰めかけた。炎や光、銀テープなどを使った演出や、6人組ダンス・ボーカルグループFlowerのパフォーマンスなどで会場を盛り上げた。試合は117対95でB.BLACKが勝利を収めた。

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